史上初の無敗の牝馬三冠達成は素晴らしいですね。
秋華賞はぶっつけで、JC有力馬3頭の中ではレース間隔も最も長いです。
臨戦過程を考えると、状態面でこの馬には上昇の期待値が高いです。
三冠レースを振り返ると、一番強く映ったのは桜花賞ですね。
馬場悪化で差すのも困難な状態でしたが、外から余裕で差し切った内容は圧巻。
その前のエルフィンも破格の内容でマイル戦での強さが際立ちます。
秋華賞は休み明けで道中では自ら動いていました。
前を潰してきっちり勝ち切った内容は着差以上に強かったです。
オークスは抜けだすときの瞬発力にインパクトがありました。
ただ、能力差で勝利した印象で、全体的なパフォーマンスはあまり高くないような。
どのレースでも直線で手前を替える回数が多いのは気になりました。
余裕があるから遊んでいるのでしょうか?
単純にこれまでのパフォーマンスだけで比べると他2頭にはやや劣ります。
ただ、さらにパフォーマンスを上げられそうな未知の魅力が大きいです。
53kgは大きな武器ですが、差す競馬だと少し勿体ないですね。
時計実績が無く、高速馬場への対応はやや不安があります。
それから何となくですが、東京コースが向いている気はしません。