菊花賞は能力評価は間違ってなかったんやが運用に失敗したわ
クリちゃんやっても盲点になっとったっちゅうのが唯一仕方ないっちゅって思えるところやわ
しっかり反省してから切り替えてかんと悪い流れは断ち切れん
ちゅうことで武史君について反省会をしとく
武史君の菊花賞レース前のコメントや
「(折り合いに専念したセントライト記念で良かったところは)馬の後ろで我慢できたところ」
「(タイトルホルダー)に3000mは個人的に長い」
「乗り切るなら折り合いが大事」
「精神面は子供で幼い」
並の騎手やったらセントライト記念でできた事(タイトルホルダーにしてはマシやった程度やが)を
本番に生かす選択を取るっちゅう想像ができる
距離が長くて折り合い不安を匂わすコメントに加え
「馬の後ろで我慢できたところ」がパワーコメントになっとったでな
やが馬の後ろで折り合いを専念させた場合
中盤のスローダウンに我慢がきかんくなって力む事が容易に想像がつくんは武史君もわかっとった
もし「(並の騎手の)セオリー」通りに競馬をした場合
クリちゃんが「能力評価しながら無印にしとったレベル」で馬券に絡める確率が下がるっちゅう事をな
結果、理にかなった戦法を選んだっちゅうことになる
4番人気っちゅう低評価も「逃げ」を打ちやすい状況を作り出しとったかもしれん
並の騎手やったら大事に乗ったやろう
もし頭で理解しとってもなかなか行動に移せるもんやない
武史君の積極さっちゅうか思い切った行動力が彼自身を成長させとる
平場においても大事に回ってくるっちゅうことをあまりせん騎手や
普段の心構えが本番に生きてくるもんやと改めて学ばせてもらったわ
さて、秋天は4強っちゅうところ
コントレイル、エフフォーリア、グランアレグリア、カレンブーケドール
今回もその1角に武史君がおるな(*^。^*)
「調教は今までで一番が良かった」っちゅう事で疲労はすっかり抜けた感触があるんやろう
後は夏を越してどんだけ成長があるかっちゅうところや
今回も積極的に馬の特性を生かす騎乗をする武史君の騎乗を信じて予想せんとな
●馬場
東京の今開催は去年に比べるとパンパンてほどやない
芝の基本ベースは「スピード」と「タフ」の間のバランス馬場っちゅうところ
時計が出てもスタミナの消耗が目立つっちゅう今春の東京の匂いもあるわ
やが阪神やってタフな傾向があったにもかかわらず
先週の菊花賞当日は時計が出るようになっとって前残りも多かった
あくまで傾向としてはっちゅう程度に留めておいて判断は当日したほうがええ
特に今週からBコースやから特に勝負所の馬場状態が改善されるやろう
【スピード良馬場】
パンパンのスピード馬場やったらマイルレースの資質が武器になるわ
スピードの維持が容易になって時計勝負になるでな
グランアレグリア>コントレイル>エフフォーリア>カレンブーケドール
【タフネス良馬場】
スタミナの担保がないとスピードの維持が難しくなってまう
カレンブーケドール>コントレイル=エフフォーリア>グランアレグリア
【バランス良馬場】
そもそも完璧なバランスいうもんはない
どちらかに傾いとるもんや
そこを見極める必要があるんやが難しいところや
結果的にタフネス、スピードどっちでも2位のコントレイルが減点法で浮かび上がるわけや
やが減点法っちゅうんは消極的なアプローチやとも思う
【重馬場】
4頭東京の重馬場までやったらこなせるわ
グランアレグリアにしても重馬場をこなせるんは証明済み
問題はスタミナの消耗が大きくなるっちゅう話や
カレンブーケドール>コントレイル=エフフォーリア>グランアレグリア
●東京2000m
後傾ラップで後半1000mの「スピード維持力」に実績がある馬が有利やな
加えて勝負所で抜け出す「瞬発力」も大切な武器になってくる
枠順はさすがに外枠が不利やな
①コントレイル
東京1800mの東スポ2歳の時点で末恐ろしいL4F持続力とL2F瞬発力をみせとった
東京コースで強いんはその性質が生かせるからやろう
あのレースに比べたらダービーなんかは8割の力しか出しとらんかったといえる
お釣りがない出来のJCで2着を死守できたんもそこにある
ちゅうことで今更能力について語ることはあんましないわな(;^ω^)
<柔らかさについて>
話は変わって、世代戦の中京の神戸新聞杯は底力があぶりだされる
一方でダメージも大きいっちゅうんがようわかった
今年はさらに不良で行われたもんやから疲労残りで菊を回避をせざるを得んかった馬が複数おったしな
去年コントレイルが参加した神戸新聞杯は漸進ラップを刻む差し馬には疲れる競馬んなった
無敗のコントレイルは前哨戦であっても負けが許されんもんやから仕上げての出走になったわけや
振り返るとここが命取りやったと思う
(漸進ラップの差し切りはしんどいんや後方から2着のヴェルトライゼンデは菊2走ボケ年明け故障)
(3着ロバートソンキーは菊脚硬化から年明けまで休養で連勝中も休み休み)
ダメージを受けたままの菊花賞は過去最悪の出来っちゅうクリちゃんの評価やったがそれでも勝った
JCは初めての併せて遅れてしまう中で当日の馬体もギリギリに萎んでまったのに2着
大阪杯は筋肉量は増えるも3歳時に見せとったしなやかさが減った中での出走
あの造りがどうでるか答え合わせをしたかったんやが運が悪い事に「道悪」でわからず終い
そしてさらにダメージを負ったんや(3歳秋に無理した分も残っとったはず)
神戸新聞杯後は疲労が抜けきれんままの不完全な状態で走り続けとるが格好はつけとる
どうしてそんな芸当ができるっちゅうと「柔らかさ」「根性」の2点に尽きるで
ステラヴェローチェも疲労が抜けきれんまま菊花賞で馬券外になってまった
しかしながら2着とは差のない競馬やった
後半1000mのスピード持続力は今回もナンバー1やったことやろう
レース後の隼人
「稽古でこんなに動けないんだというような中頑張りは示した。状態が良かったら2着はあった。」
僚馬ヴェローチェオロに遅れたんは状態落ちを示しとったいうんを隼人は正直に答えてくれた
ステラヴェローチェもまた「柔」の馬やからこそ状態がアカンでも格好がつけられるっちゅうわけや
逆にレッドジェネシスは
「レース前から苦しさを感じていた。調整段階では感じなかったが前走の疲れが出た。」と川田
ワイが翻訳するとこうや
「前走の(見えない)疲れは調整段階では感じなかったがCWで追い切ったことにより表面化してしまったようだ」
レッドジェネシスは「柔」のタイプやないからアカンときは沈んでまう
「柔」の究極といえばアーモンドアイで彼女もまた蓄積疲労がありながら格好をつけてきた
「柔」タイプは全身を使える馬が多いからどっかに疲労が残っとってもやり過ごすことができてまう
特化した筋肉やそれを生かした走法に頼るだけやと疲労の蓄積が集中しやすい結果極端にアカンっちゅうことになる
コントレイルもまた「柔」タイプの最上位クラスといえるやろう
彼が格好をつけ続けられたカラクリはそういうところやと考えとる
疲れが残ってようがレースに行けばやり切ってしまう
ましてや「王者の精神」を持っとるわけやからリミットを超えながらも絞り出す
強者ゆえのアドレナリンが疲れを凌駕しとるような状況なんやろう
柔らかいいうんは「回復力」もあるんやが
それを超えて力を振り絞っとるもんやから回復が追い付いとらんちゅうことになる
ワイが大阪杯で柔らかさが3歳時より落ちとったんをみて危惧した理由はそこや
「迫力のある馬体」やなく「しなやかさ」で勝負してきた馬やからな
今回の秋天も見るべきところはそこになってくるわ
<「強み」を生かす位置取りについて>
・好位から追走力を生かす乗り方がフィジカル的にはベスト
その場合のネックはソラ癖で騎手が気を抜かせんようにしたらんとアカン
これがなかなか難しい事なんや(;^ω^)
・中団から目標をみる形に進めるのはメンタル的にベスト
コントレイルは負けん気が強い(稽古の併せ馬ですらガチガチや(JCの調教で遅れた事を意味するんはここにある))
目標を定めると鬼神のように加速して捉えに行く(その姿に怯えて戦意喪失する馬もおるレベル)
ただし相手ありきの競馬は相手次第で発揮される能力が上下するで
並んだ相手の持続力や勝負根性が上回れば最悪取りこぼしもあるわ
近走の小回り大阪杯の位置取りはイマジナリーいっくんとの喧嘩の種になってまったんやが
「スタートで躓いたんもあって後ろからになってまったんや」と後で白状してくれとった
好位差しが馬の特性に合わせた騎乗やと信じとるが相手関係も考えんとアカン
今回は同じように好位から後半のスピード維持力に長けたエフフォーリアを相手にするわけや
それを射程圏に入れずに競馬をするんはリスクがあるでな
やが好位でレースを進めるとなるとルメールに絶好の的にされることにもなる
勿論、グランアレグリアのマイラーとしての資質を生かすなら先行抜け出しやが
ルメールが「タフネス馬場寄り」と判断した場合瞬発力勝負に切り替えてくる可能性がある
秋華賞のファインルージュのようにや
やから、あまり位置を取りに行き過ぎてまうのもリスクをはらむことになる
グランの特性は置いといてルメールはマークのプロやからな
近くからのルメールのプレッシャーは半端ないやろう
いっくんがフィジカルを生かした自分の競馬をするか
相手ありきで鬼のメンタルを奮い立たせる戦略を立てていくか見物やわ
去年フィエールマンを後方一気で格好をつけた成功体験も手伝って
もしもの事(出負け等)があってもリカバリー策を用意してくれとやろうし
戦術の選択肢はいくつか持っとるはずや
その中からいっくんはきっと正解を選んでくれるはずやで
<ワイは応援するで>
さて、JCに参加しただけでも称えられるべきやのに
春のG1を1戦で終えたコントレイルに対して世間は「卑怯者」のレッテルを貼るだけやなく
世代レベルを疑って三冠馬として認めん声が多数あるそうや
仮にライバルがおらんかったっちゅっても圧勝しとる馬まで下げるんはないやろ
それにハイレベルのJCで2着っちゅうんが能力の高さを裏付けとるんやが(;^ω^)
いっくんを男にしてくれた馬やしワイん中でも思い入れがある
やから正直勝ってほしいっちゅうんが本音や
疲れの取れたダービー以来の完全体で出走してほしいわ
この枠やし出負けだけには気をつけてや
②カデナ
安田記念の健闘(上がり3位)には驚いたわ
やが毎日王冠は上がりの面で物足りなかったわ
安田記念のパフォーマンスは豊やないと引き出せんのやろうか
今回も後方勝負の漁夫の利狙いになるやろう
ただ東京ではコーナリング力等の持ち味が武器になりにくいわ
特別な末脚を持っとって安定して引き出せとらんとな
馬込みをヌルヌル抜けられるから内枠を引けたんはプラスやろうが
この馬には武豊やと思うで(;^ω^)
③モズベッロ
東京初めてなんか
道悪のレベルが進んでいったら押さえとけばええやろ
④ポタジェ
1800の毎日王冠はG1級に完敗やった
逃げ脚にしろ差し脚にしろ東京1800は尖った武器が何でも光る舞台や
派手に勝つ馬が目立つんはその為やと考えとる
ダノンキングリーなんちゅうのは東京1800の鬼やしシュネルマイスターも異常な持続力をみせとったし
現状尖った武器がないコイツには根幹距離の2000mのほうが競馬はしやすいやろう
毎日王冠は明らかな余裕残しやったし反応がいまいちやった
それに今回スパルタ川田(5戦5勝)に戻るのはプラスや
地味な競馬が続いとるけどまだまだ成長途上なんは救いやわ
一応重馬場やったが金鯱賞でグローリーヴェイズに先着
安定した戦績も合わせてしぶとさと底力は持っとると考えられるわ
4強の瞬発力が削がれる環境になって混戦になれば馬券内の可能性があがるやろう
立ち回りも上手やし内枠を引けたんはプラスになるわ
⑤エフフォーリア
後半1000mの持続力と仕掛けられてからの1Fの瞬発力をみると2000mが適正距離の中心の可能性がある
トップスピードまでの加速のさせ方っちゅうがマイラーのようやからな
(言うて適正の中心が2000mあたりでマイラータイプの瞬発力を持っとるとはいえ
マイルやと追走力の問題で先行抜け出しの勝ちパターンができんから路線変更は進めんわ)
先天的なものか騎手の手さばきの影響によるものかは武史君からベテラン一流騎手に乗り替わらんとわからんわ
もし後者なら上手い騎手やと完歩調整をしてなだらかに加速させることができるようになるやろう
例えばルメールと絞り出してまう浜中を比べるとラスト1ハロンの持ちが違うでな
後者は効率性に欠くもんやから4Fの合計タイムも変わってくる
馬体の造りはゆったりしとって筋肉量豊富
先行競馬ができて操縦性も高いわけから本来はクラシックディスタンスの速い馬場向きなんやけどな
(弱点の少ない馬体でもあるからパワーの要る馬場もこなせるんやけど)
今回に関しては「武史君が乗ったエフフォーリア」の特性が生きるんとちゃうかな
L5Fスピード持続力や瞬発力は2キロ差貰えるここでも通用するんを証明済みやで
今まで通り先行抜け出しの強みを生かしてくれるはずや
まさかダービーのトラウマで仕掛けのタイミングが遅れるなんてことはないやろう(;^ω^)
⑥トーセンスーリア
逃げたいんか?
戦績みると番手タイプのようやが・・・
いくらなんでも武史君が和生に忖度して仕掛けを遅らせて可愛がるわけないわな
追い切りに関してはかなりええから調子の良さでどこまでっちゅうところ
⑦ワールドプレミア
東京はJCの1走だけやが怪我明けやったしアカンっちゅうのはまだわからんな
いっくんからの乗り替わりはマイナス
去年の長距離王者のフィエールマンは後方からとはいえ追走が末脚に響かんコンプリートタイプやったからな
後方瞬発型でも底力等が足りとらんかったカデナやスカーレットカラーは普段の末脚を発揮できずに終わってまった
底力は評価しとるがフィエールマンと同じ戦法をしたところで抜群の切れ味をみせらるとは限らんところや
血統面での裏付けはないことはないんやがな
去年のようなパンパンではないにせよスピードの証明が欲しかったところやな
それから叩いたほうが結果を出してきとる馬でもあるで
⑧サンレイポケット
鮫島克駿君はこっちか
菊花賞ではペースダウンに反応して(追い風を利用して)動いていったようやな
セファーラジエルは着拾いの競馬をするなんて見立てとったんは謝らんとアカン
誤算やったんは道中動かしてからは1周半ハミを噛み続けて力み通しやったみたいや
いや気性はアレやし誤算でもないやろうな…ただ博打に負けたっちゅうことや
17番人気やし責めんでワイは(;^ω^)
行動力がある騎手が人気薄に跨った時は注意が必要ではあるが
ここは古馬G12000mやし馬の力が如実に表れやすい舞台設定やからな
とはいえ2000mでは3連複で穴人気しそうなポタジェとは差のない競馬をしとる
新潟ではクビ差勝ちで東京ではクビ差負けっちゅうところ
戦績が安定せんのは底力不足によるもんもあるやろうから補完する武器が欲しいところやが
毎日王冠ではシュネルマイスターに同じ位置から本物の末脚を見せつけられてまった
とはいえ前が崩れれば馬券内に潜りこめるくらいの末脚はあるやろう
ノーリスクハイリターンで3連単3着候補で一考っちゅうところ
⑨グランアレグリア
秋天マイスターの藤沢師とはいえ一流マイラーを出走させるんは初めてや
女版タイキシャトルって豪語しとるだけあって
タイキシャトルで出られんかった時の未練をようやく晴らせるようやな
<持ち味>
去年のアーモンドアイの競馬がマイラーの資質をもった馬が圧倒できる近道や
距離を気にして後方からゆったり瞬発力勝負をしても強いんは想像がつくが
高い速度域からのゴールまでのスピード維持力を生かした競馬が最大の持ち味や
距離を心配してゆったり構える(有力馬マークしながら)安全策より
ガス欠の心配があっても自ら生み出した時計で勝つ「自分の競馬」をワイはすべきやと思う
仮にスロー瞬発力競馬をするにしてもとにかく先行するんが大事やないかな
ただ強い馬と馬体を併せて力を発揮するタイプでもないからな
仕掛けどころが遅い団子状態の周りの脚が残りがちなドスローより
自力でレースを引っ張ったほうがライバルに対しては武器になるっちゅう話や
<状態>
藤沢師やし使うんは勝算があってこそやろうし神経質にならんでもええんやが
手術明けで距離延長っちゅうんはさすがに引っかかるところがあるわ
過去の手術明けの何頭かにフォーカスしてみたんやが同様の手術後中距離を使えんくなった馬もおるでな
馬体については始動が遅かった分あとは引き締まっとるかで判断すればええかな
⑩カイザーミノル
斑鳩Sでブリンカーを付け始めてから競馬が安定しとる
1400→1800の毎日王冠でも格好をつけられたんもそのおかげやろう
毎日王冠は仕掛けたいタイミングで進路がなかったせいで瞬発力に屈したんやが
早めに仕掛けられとればポタジェとは際どい競馬になったかもしれんな
マイルと短距離重賞3着2回(勝ち切れる武器がない)の実績
決め手はないが地味な持続力を秘めとる馬やからトップスピードのレベルが問われん一本調子の展開で穴に浮上か
セオリーを崩して乗られたほうが一発あるタイプやな
そういう意味では典弘とのコンビはありなんやろう
先々の事は置いとくとして逃げたら面白いかもしれんな
⑪ムイトオブリガード
底力が炙り出されがちな秋の東京2500ア共杯で結果を出しとるのはええが
近走の内容から武器やった底力さえも尽きかけとるように見えるわ
こうなったら逃げの手かや・・・
ところでヨシトミ先生は地味に巧いわ
巧いだけではG1は勝てんけど(*^。^*)
戦略やったり時には強引に力を引き出すよう働きかけたりな
何気に秋天2勝ジョッキーやけど
⑫ラストドラフト
寒くないと走れんらしい…前走は脱水症状だったんやって
確かに調教もええ感じや(*^。^*)
やが・・・
G 1 の 三 浦 皇 成
東京2000そのもんはようわかっとる騎手やと思うけどな(;^ω^)
⑬ペルシアンナイト
秋天が初めてなんが意外やわ
過去に出走しとれば割と条件が合ったんやないか
抜群に切れるわけやないから中団から後方からでは決め手不足や
マイルやないし中距離なら位置を取りに行っても末脚を削がれず追走できると思うが
大野に戻るし武史君のような競馬はせんのやろうな
⑭カレンブーケドール
<セールスポイント>
総合力の馬やからどんな競馬になっても格好はつけとる
速い馬場からタフな馬場まで対応可能なのは「総合力」が高いからや
結果的に相手の瞬発力が殺される競馬やったりガス欠するような厳しい展開の時に差が縮まる
イメージとしては「道悪」で有力馬の能力低下を尻目に
能力低下を最小限に抑えられる「道悪巧者」
それと同じことを彼女はG1でやっとるっちゅう話
簡単にまとめるなら秀でた「底力」を武器にしとる馬やと思うわ
超一流に比べると「瞬発力」「スピード」などの「派手な決め手」はないが
相手が決め手を効率的に生かせん状況において「底力」で能力低下を最小限に抑えとるんが彼女やな
東京競馬場は他場よりもまぎれの少ない底力の勝負になるもんやから後押ししとると考えとる
距離についても同じことや
スピード競馬の昨今はスピードのある馬がG1に名を連ねとる
距離伸びれば他馬が発揮できる能力が非効率化するもんやから浮上する
(超一流は2000mベストが多い)
ただ3000mまで言ってまうとステイヤーっちゅうんがおるでな(;^ω^)
東京1800での競馬をみれば距離短縮がアカンっちゅうことはない
カレンはカレンで変わらん
他の一流馬の走りが何らかの影響で非効率になれば浮上してくるっちゅう話やな
池添「バテとらんのに伸びを欠いた」とか精神面はご愛敬っちゅうことで(;´∀`)
東京巧者やしオークスで持続力の証明をしとるから他馬を使って強みを生かす競馬ができればっちゅうところ
この馬はジョッキーの腕によるものがデカイわ
<状態>
わかっちゃいたしワイも指摘したわけやが
「宝塚記念は蹄の不安の中での調整」っちゅうテキからの後出し
CWで積極的にやらん限り今回やって何かしら不安を抱えとるんやと思うで
馬体に関してはトモの張りがもう少しやな
冬毛が目立っとるが去年のJCもそれでも頑張っとったしそこは問題ないはずや
⑮ヒシイグアス
中山記念の勝ちタイムが優秀でスピードを証明したといえるわ
僅差勝ちながら昇給を苦にせん格の持ち主ではあるわけや
相手なりな分証明能力に乏しいんが不確定要素の多さを物語っとる
ただ狙いづらい堀厩舎で休養明けっちゅうんが(;^ω^)
完調やないやろうが警戒はしとるから馬体をみて判断するわ
⑯ユーキャンスマイル
去年の秋冬は調教に表れとったくらい低調な出来やったが今年は良さそうや
それに隠れ東京巧者やろう
他力本願後方待機にかけたとき過去にG1で末脚を伸ばした実績があるんはコイツや
右回りやと地味やが東京では派手な末脚を繰り出しとる
前崩れが起こるようなら3連単の穴にはええんやないのかな
大外はマイナスやし藤岡佑介やが人気もないしリスクはないで
同じ他力本願後方待機のサンレイポケットよりこっちのほうが好みやな
底:底力
ピ:トップスピード+後半スピード維持力
瞬:瞬発力
タ:スタミナ+タフネス
上:上昇期待度+調子
評:総合+センス折り合い+位置取り
◆底ピ瞬タ上 評
①SSSAA S◎コントレイル
②BBABC C カデナ
③ABBAB B モズベッロ
④AABAS B×ポタジェ
⑤SSAAS S○エフフォーリア
⑥BABBS B トーセンスーリア
⑦SBASB B ワールドプレミア
⑧BAABA B サンレイポケット
⑨SSSBB A▲グランアレグリア
⑩BABBA B カイザーミノル
⑪CBBBC C ムイトオブリガード
⑫BBAAS B ラストドラフト
⑬AABBB B ペルシアンナイト
⑭SAASB A△カレンブーケドール
⑮AAABB B ヒシイグアス
⑯ABAAA B☆ユーキャンスマイル
◎①コントレイル 優勝候補
○⑤エフフォーリア 優勝候補
▲⑨グランアレグリア 連対候補
△⑭カレンブーケドール 連対候補
×④ポタジェ 3着候補
☆⑯ユーキャンスマイル 3着候補
3連単予定
本線
①→⑤→⑨ 17倍
⑤→①→⑨ 21倍
①→⑤→⑭ 50倍
⑤→①→⑭ 65倍
押さえ
①→⑭→⑤ 100倍
⑤→⑭→① 130倍
①→⑤→④ 40倍
①→⑤→⑯ 350倍
降っても小雨のようやから良~稍重馬場想定
(重馬場以上になったらカレンの評価をあげてモズベッロも穴に加えるわ)
①コントレイル⑤エフフォーリア共に甲乙つけがたいわ
疲労が抜けた完全体で出走してくると信じて①コントレイルを上位に
⑤エフフォーリアは最も順調そうやし状態万全やろう
ひと夏越した成長力で古馬勢を凌駕しとるようなら面白い
⑨グランアレグリアは手術明けの初戦っちゅうことで
人気の一角ちゅうことでリスクを負って軸に据えられるほどのオッズやない
常識的に考えると軸にはしづらいわ
ただしスピード馬場やったらグランアレグリアの評価をあげる必要がある
「手術明けで息が持たんくなる」っちゅう可能性が影響しとるんであって
高速馬場でスタミナ消費が軽減されるのであれば勿論浮上や
(その場合の穴馬はカイザーミノルあたりも面白いかもしれん)
言うて雨が降るようやから高速馬場の可能性は低くなるやろう
穴馬には内枠の利と川田で底力を生かせそうな④ポタジェ
絶望的な状態やった去年のJCを除き左回りで安定の末脚⑯ユーキャンスマイル
G1末脚実績がないものの同型の⑧サンレイポケットでもええと思う
そこはワイの中では好みの範疇やわ
最後にもう一回
コントレイルの馬体のええところは立派に見えんでも「柔らかくしなやか」なところや
古馬になって「逞しい筋肉」が明らかについてきとるのはフォトパをみればわかるで
「逞しい筋肉」を纏ったうえで「柔らかさ」が失われとらんければコントレイルの良さは無くならんはずや
最高のコントレイルを見せるやで( ;∀;)