ダ×講義:日本ダービー2022(展望)

2022年5月27日

今日は5月27日の金曜日や
土日の予定が立て込んどって各馬の見解をあげられるか怪しくてな
Cコースに替わる今週のトラックバイアスを確認せず見立てることになるで全部が無駄になるかもしれへんけど
ダービーやのに予想を書かんいうんは最悪やから予めあげることにするわ

ニュートラルでコンパクトで的確な見解はクリちゃんに
エンタメ的中全般は鬼講師や怪神先生に任せとけばええからな

去年は中より外目がクッションが効いとって伸びやすい馬場になっとった
今年はそうはいかんかもしれんけど同じような高速馬場想定で決め打ちして予想に取り掛かるわ
だってそっちのほうが強い馬があぶり出されて楽しいからな
半分願望やけど( ^)o(^ )

ダービーは基本的に中盤平坦ラップからの4F戦
各々が大事に乗ったり離して逃げるはずやった馬が減速逃げをしたりすると去年のような極端な4F戦になるやろう
どの道後半5Fから4Fの持ちタイムが生きるレース
後半のラップ構成的に東京1800mでの経験値が有効や
差し決着の去年の3着馬までに要求されたL5Fタイムは56.6でL4Fタイムは44.8やった
あそこまでは必要ないかもしれんけど
上がりが速くなっとる今開催は特にL4Fの持ちタイムが重要な要素になってくる

以上からスピードと持続力は必須項目
足らん馬は先行してマージンを築いて誤魔化すしかないわな
その場合枠順の有利とスタミナに担保があると強みんなる

後ろすぎても届かんわけやから
丁度ええところに収まれるセンスとポジショニング力も重要になってくる
この辺りは馬の操縦性や気性だけやなくジョッキーの腕によるもんも大きいわな

【本命候補】
⑱イクイノックス
まず新馬戦から内容が濃いわ
向かい風で他馬が脱落する中L4F46.7をマークっちゅう能力だけやなく根性を証明したわけや
東京スポ杯はL5F56.6L4F44.5をマークしてスピード持続力ともに極上の数字を示したわ
特にL4Fは11.6-10.9-10.9-11.0っちゅう途中坂がありながら効率的なラップを刻んでのもん
決め手においては只ならぬ才能を感じさせるもんやった
要はこの決め手を引き出せるかっちゅう話で大外枠から道中無駄な脚を使わずジッと中団から構えられるかや
この決め手を繰り出されたら敵う馬はおらんやろう
ストライドが広くゆったり走る馬やから大外枠を引いたんは全てがマイナスとは言い切れんし内で窮屈に走らされるよりええかもしれん
それに名手ルメールは大外からの誘導が上手やしこれまで不利とされる大外枠を跳ね返してきた実績もあるでな
全ては状態面やろう
フォトパでは美しいフォルムに上腕二頭筋が皐月賞ん時より盛り上がってきとる
これで中身が伴ってこれば上昇を見込めるで
内臓の調子がええと表面(肌艶)もピカピカになるもんやから第一に注目や
トモあたりはまだまだでこれからやけど今の完成度でも9割戻れば十分に戦えるはずや
ちなみに猛暑での競馬は新馬戦で最高気温30.8℃を経験済みやで

⑮ジオグリフ
新馬戦では緩い流れながらL5F57.0L4F44.9をマークしてL4F戦をこなせる下地を示した
共同通信杯は斤量1キロ重いんと状態が整っとらんのもあってL4F46.4
L4F46.0のダノンベルーガよりも低調なもんになったんやが
勝負の仕上げを施された皐月賞ではL4F46.5で中山としては十分な持続力を示したわ
スピード瞬発力に関してはイクイノックスに及ばんものの現状持続力はこっちが上なんを証明しとる
新馬戦のL4Fの内容は11.7-11.5-10.9-10.8っちゅうように坂上ではあるが加速ラップを刻んだでな
洋芝の札幌2歳Sで長い脚を使った内容と皐月賞で外を回してL1F急坂でラップの落差が小さかったんを考えると
持続力の担保があって多少大味な競馬んなってもラスト1Fに響かんっちゅう強みを持っとる可能性があるわ
最大の弱みは喉鳴りやけど忘れたほうがええかもわからん
それが怖くて皐月賞では軸にできんかったけど原因になって負けるまでは買い続けたらええやんけ
乾燥する冬場より今のほうが幾分マシやろう( ^)o(^ )

【単穴評価】
⑫ダノンベルーガ
新馬戦でL5F58.0L4F45.3共同通信杯でL5F58.5L4F46.0をマーク
皐月賞は馬場の悪い内を通ったっちゅうんは無駄にパワーを使わされてスタミナを削られたっちゅう話でええか
最後の決め手があんだけ鈍るいうんはスタミナに担保があるわけやないっちゅうことやろう
馬場が悪いところをっちゅう話で見直されとるようやけど中山のような小回りでは外を回す距離損も大きいでな
僅差4着を過大評価するんは危険ではあるわ
ガス欠で負けたっちゅうことと脚の使い方を含めてマイルもこなせそうなゾーンにおる
弱点は「スタミナ」がギリっちゅうところでロスのない競馬を心掛けたいところやな
皐月賞より状態は良化しとりそうで上積みが期待できるわ
G1っちゅう苦条件経験による馬の絶対能力の底上げっちゅう見えとらん部分に賭けるっちゅうところや
キャリアが浅いだけ吸収できるもんがデカいし大きなパフォーマンスアップも可能やろう

【連穴候補】
⑬ドウデュース
皐月賞は「溜める競馬」でL5F58.3L4F46.0をマーク
新しい武器を手に入れたっちゅうんは選択の幅を広げる意味で大きいとは思うわ
アスクビクターモアがコイツにとってはええ指標になっとって
道中アスクビクターモアと同じように先行し3F戦になったアイビーSでは瞬発力勝負で完勝
同じように道中前受けしてL4F戦になった弥生賞では最後脚色が同じになって負けたわけや
距離が延びると持続力が落ちてまうっちゅうところが見受けられとった
こっから推測されるドウデュースの弱点は「中距離戦においての持続力」っちゅうことになる
もう一つ気になるんは朝日杯のラップや(12.8-11.1-11.6-11.4-12.0-11.6-11.0-12.0)
L5F地点で軽く促しただけで超反応してまったあたり馬が「敏感」すぎるんや
(ちなみに中団追走からL4F46.6っちゅうんは流れの中では優秀とはいえマイル戦としてはパッせん数字や)
豊は「持続力」が不安っちゅうんと「過敏」っちゅうんをわかっとった
やから皐月賞では他馬の動きの影響を受けんようマイペースで後方から追走して「溜める競馬で持続力を補おうとした」わけやな
ただそれでも「L1Fはジオグリフと同じ脚」になってまったんが気がかりなところや
ピッチレンジが狭いっちゅうんも燃費に影響しとるところがあるやろう
しかしながら厩舎力は脅威やしすごぶる健康体やからバンバン負荷をかけられとる
完璧に仕上げられた皐月賞でのコンディションを維持できるどころか上昇の可能性があるで
皐月賞ではL4Fベストタイムを記録し後方一気っちゅう新しい競馬の型を加えたわけや
終いにかける競馬2戦目っちゅう経験値を得た今回L4Fの質がさらに上がるかもしれんで警戒を怠れん
利き手前で走れる左回りもプラスに働く可能性が高いわけやしパフォが上昇する条件が揃っとる
競争が好きな馬やし常に全開な馬やから走るんをやめてまう心配がないしな
それから観客に動じなそうな精神力の高さも安定感の一つやろう
この安定感こそが証明能力上位陣がパフォーマスを落としたときに即浮上できる要因になるはずや

③アスクビクターモア
東京1800m未勝利戦でL5F57.2L4F45.6をマークしたんが加点要素
道中のペースアップに加え距離が伸びて「おんなじことができれば」っちゅう話になるわ
とりあえずL5F戦をこなせる才能(決め手)っちゅうんはあるっちゅうこと
ちなみに同条件のアイビーSはL4FからL3F区間を13秒台で通過して3F戦になってまったで参考外や
瞬発力のレースになってまってダービーで必要な持続力を求められん展開やったでな
つまりドウデュースとの勝負付けは終わっとらんっちゅう話や
舞台が中山やったけど4F戦になった弥生賞ではドウデュースとの順位が逆転したでな
勿論中山では東京ほどのスピードは求められんしコーナリング性能なんがが優位に働くもんやから単純な比較はできんもんやから参考までにや
好枠を武器に持続力を生かせば馬券内の食い込みも考えられるかもしれん
稽古をみる限り引き続き好調を維持できとるようで健康体っちゅう強みがあるんはデカいで

【穴候補】
⑪ジャスティンロック
中京2000mではあるんやがL5F58.5L4F45.9(12.1-11.7-11.0-11.1)
続く阪神1800mではL5F57.0L4F45.3(11.7-11.6-11.1-11.0-11.6)を記録
阪神2000mで行われた京都2歳Sでは強引な捲りから持続力を示したわ
この辺りの能力証明の順序がジオグリフに似とるわ
弥生賞でも唯一L5Fをオール11秒台でまとめてL1Fもメンバー中最速タイやった
持続力の担保は十分に確保しとるといえるやろう
ただ東京未経験なんとコーナーから気持ちを乗せてくっちゅうタイプに見えるでな
L4Fを45秒台でまとめる実力はあるんやけど上位陣に比べると10秒台のラップが見当たらずトップスピードが速くないんもミソや
当然時計がかかったほうが都合のええ馬といえるんやけど印象よりトップスピードが遅くもないっちゅう事実もあるわな( ^)o(^ )
これまで外捲りが成功しとる馬やのに内差しを強いられた皐月賞は度外視してもええくらいや
今回は松山君に戻るしその辺のキャラクターはようわかっとるはずや
格負けせんくらいの底力はあるタイプやし引き続き力を出してくれるやろう

【3連系紐穴候補】
⑦オニャコポン
馬体の完成度は低いもののフレームのバランスがええ
やから成長してこれば安定した走りを期待できる一頭や
皐月賞の内容は位置を取って4角で押し上げてったジオグリフに対し
こっちは中団以降で溜めてようやくL4Fがおんなじくらい(46.5)やった
しかも終い1Fの落ち込みは早く動いたイクイノックスと同程度の落差を記録
単純に格が落ちるっちゅうんが現状やろう
ただ好意的にみるんやったらセンスでなんとかしとる中山から東京に変わって一段階上がる可能性があるっちゅう事
ただ百日草特別ではL4F46.3を記録(12.7-11.2-11.0-11.4)しとるが3F戦
新馬戦も誇れるようなラップを刻んどるわけやない
東京2戦とも前受けのレースっちゅうこともあって3Fの競馬でスピード持続力の証明が済んどらん
皐月賞で中団からそれなりの持続力をみせたわけやから東京の持続戦もこなせるはずやけど一段階上げる必要があるわ
馬体で判断してその未知に賭けられるかどうかや
持続力やスピード負けするんが不安やったら戦法はただ一つやろう
有力馬から0.5秒以上マージンを築いて内でジッとして勝負所ロスなく無駄脚を使わんで3Fのスパートをすることや

⑯キラーアビリティ
まず最大の勲章であるホープフルSの実績やけど
L5Fから11秒台に突入し4角で12.3と溜めが入ったで参考外として考えんとアカン
頼りになる数字は小倉2000mや
L5F58.7L4F46.6(12.3-12.2-11.8-11.6-10.8)
萩Sでは下手に乗られたもののL5F58.2L4F45.5っちゅうスピードと持続力を示したわ
ただL4Fの質を一段階上げるか前受けせんと上位陣には追い付けんっちゅうところ
「上位陣にパフォーマンス低下」が起これば食い込み可能な範囲内ではあるが
そもそもの問題は今回決め手を引き出せる体力がついとるかどうかや
フォトパドックをみてもホープフルSんときのスッキリしたシルエットに戻ってきとらん(;^ω^)
元々新馬戦から動けんかった馬をぶっつけ本番っちゅうんが間違いやったと思うんやけど
「ホープフルSで仕上げすぎた反動」のせいで今も尚引きづっとるんやろうな
ナミュール以上に厳しいクラシックシーズンになってまったようや
身体つきもやけど中身が整っとると言い切れん状況やし当日抜群の気配をみせとらん限り軽視やろう

⑨ジャスティンパレス
皐月賞はいくらなんでも調整が軽すぎて中身が伴わんかったんやろう
L4Fは46.7でオニャンコポンやジャスティンロックより内容が悪かったわ
やけど3角過ぎから大外を回しとったし最も距離損をしてまったと言えるでな
そもそもの話ゲートで失敗して本来の競馬の形に持っていけんかった
ホープフルSは実力を評価できるもののダービーに直結してこん内容
阪神2000m黄菊賞は先行したとはいえL5F59.2L4F45.6からの3F戦(12.7-12.1-11.6-11.3-11.5)
200m11.0を切ったことがないんと合わせてスピード証明がもうちょっと欲しいところや
逆にスタミナ型っちゅう可能性はあるで上がりがかかる展開になると面白いかもしれん
ただ腐ってもディープ産駒やし切れ味を隠し持っとる可能性もなくはないでな
ストライドも大きめやし東京替わりもプラスに働くかもしれん
今回は一週前追切から精力的やし状態が上昇するんは間違いなさそうや
これでどこまで中身が戻るかっちゅうところやな
スピードの証明不足とはいえ先行することで補えれば大きいストライドを生かしてしぶとく前で粘れるかもしれん
何と言っても鬼講師が評価した馬やし侮れんと思うで
最大のネックは発馬が不安定なミルコっちゅうところやな

⑰ロードレゼル
新馬戦(中山2000m)L5F58.4L4F46.9(11.5-11.9-12.0-11.4-11.5)
青葉賞1000m通過59.4(12.9-11.3-11.3-11.6-12.1)っちゅう負荷がかかるラップから
L5F59.7L4F47.2(12.6-12.5-12.1-11.8-11.7)でまとめ上げたスタミナは評価できる内容やわ
前半行くタイプん中では最もスタミナの担保があるわ
そういう意味では一番安心して賭けられる逃げ馬といえるかもしれん
実際逃げたことはないんやけど青葉賞は実質逃げたようなもんやしせっかくならスタミナを生かしたいところやな
走る度にパフォーマンスを大きく更新しとるがこの間隔で調教師が中内田っちゅう( ^)o(^ )
調教後馬体重がプラス16キロやし輸送を考慮してもやらかしとる可能性も否めんわ
青葉賞でダメージがあったもんやから状態を見極めつつの出走やったっちゅうんが響いてそうやわ
長所そのもんは他馬にはないもんやし当日のトラックバイアスと馬体次第で一考やな

⑤ピースオブエイト
毎日杯はぬかるんだ馬場とトラックバイアスを生かして押し切ったわ
あんまし参考にならん結果やけど一定の底力は示したっちゅう印象やな
新馬戦(小倉1800)L5F58.5L4F46.3(12.1-12.0-11.7-11.7-11.0)
アルメリア賞(阪神1800)L5F58.4L4F46.3(12.2-12.1-11.2-11.1-12.0)
1800mのみの経験やけどダービーに直結する距離ではあるわ
先行して46.3でまとめられるんやったらまずまずなもんや
ただ頭が高めなんと顔つきが幼なすぎるんが2400mを先行する意味では気になるところではあるわ
もし極端に内目有利のトラックバイアスがかかっとる馬場と展開ならワンチャン見せ場を作れるやろう

②セイウンハーデス
プリンシパルSで先行してL5F58.5L4F46.3はなかなかなもんや
東京替わりでようやく実力を発揮っちゅうところ
操縦性が悪くて乗り難しい馬やから内で窮屈んなると苦労するやろうな
奇跡的に好枠を上手く生かしてスタミナを誤魔化せるようやったら
有力馬の差し遅れっちゅう好運の助けが必要やが高速馬場適正を加味すれば可能性がなくはないわ
過去に1分58秒台で高速適正を示したコズミックフォースは本番で穴を空けたわけや
ただ中2週を考慮してか攻め量が少なく坂路で先着したものの足さばきがもっさりしとる
上昇度を期待しにくい点が勿体ないところや

⑥プラダリア
青葉賞L5F58.0L4F46.2(11.8-11.9-11.5-11.3-11.4)
前と離れとったとはいえ好位からこれやったらスタミナを証明したといえるやろう
トップスピードが足りとらんものの同距離の2400mで持続力を証明
体幹が抜群で稽古では見栄えがええ動きをするわ
ワンチャン好枠を生かし先行すれば見せ場を作れそうな内容やろう

⑭デシエルト
若葉SL5F59.4L4F46.9(12.5-11.7-11.4-11.5-12.3)
気性が難しいし短距離厩舎やし400m延びるんは厳しいところや
阪神2000mで圧勝しとるけどピッチタイプやなくて走法的には広いコースのほうが良さそうや
飛びが大きい馬やから「離し逃げ」で大きなマージンを築けるようなら見せ場を作れる可能性があるわ
馬体と数字をみる分にスケールそのもんは小さくない
初っ端からリズムを崩して馬込みで戦意喪失してまった皐月賞を度外視するんやったら
大敗して舐められとるんを生かして今回は行き切って潜在能力に賭ける競馬でっちゅうところ
加速力に乏しく器用さに欠けるわけやが逆に大とびやから伸び伸び走らせたほうが能力を発揮できるやろう
同じダメ元やったらハナを主張してったほうが理にかなっとるはずや

【その他】
⑩マテンロウオリオン
NHKマイルL5F56.3L4F44.9(11.4-11.3-11.0-11.0-11.6)
距離が800m延びてもこの決め手を引き出せるんやったらそらな(;^ω^)
さすがに父ダイワメジャーがひっかかってまうな・・・
ピッチレンジが狭くポツンしたところでゆったり追走していけんのも難点や
燃費が悪く追走距離が長くなる今回は走法がマイナスに働く懸念があるわ
折り合い面かて心配やし経験値からしても厳しいんは間違いない
やが下地そのもんはあるわけやから絶対にないとは言い切れんけどな
常識が敵わん馬やし怖い馬ではあるわ

①アスクワイルドモア
きさらぎ賞(中京2000)L5F58.9L4F46.9(12.0-11.7-11.9-11.5-11.8)
京都新聞杯(中京2200)L5F58.6L4F46.8(11.8-11.6-11.9-11.5-11.9)
2歳時は洋芝ばっかりと不完全燃焼のホープフルSでトップスピードを証明する機会がなかったわ
今年は中京に移して好走が続いとるけど1ハロンの最速ラップは11.5っちゅう(;^ω^)
速い馬場と4F戦を経験しとらん影響もあってトップスピードがマスクされとるっちゅうんが現状や
たとえマスクされとってもラップ経験っちゅうんは欲しいもんやわ
京都新聞杯は流れと2200mっちゅう脚遅でも好走機会が多い非根幹距離での競馬が嵌った印象があるわ
2分9秒5の高速タイムに適応できた側面はあるんやけどすぐに準OPの同距離で2分9秒0が出てまったで時計的な価値は認めにくいわ
後ろから35秒2で差し切れたんは前がバテたっちゅうんが要因やろう
もし先行して出したタイムやったら話は別やったんやけどな( ^)o(^ )
岩田希望君っちゅうことで思い切った競馬を警戒せんでええはずや
有力馬と同じ位置からの競馬んなると1枠の利は生かしきれんやろうな

④マテンロウレオ
きさらぎ賞(中京2000)L5F58.9L4F46.9(12.0-11.9-11.8-11.5-11.8)
皐月賞L5F58.5L4F46.3(12.4-12.2-11.8-11.1-11.2)も上位陣は10秒台を刻んだどったが
最後方から溜めに溜めてL1F急坂で11.2を刻んだように余力十分やったんにも関わらず11.1が精一杯やった
レースに参加せんかったんに等しい競馬になって経験値も得られたかどうか( ^)o(^ )
このまんまの戦法やと上がりがかからんことにはチャンスが少ないとみてええやろう
加点ポイントは加速ラップを刻んだ稽古内容っちゅうところや

⑧ビーアストニッシド
気性が荒いっちゅうんは弱点やろう
猛暑と重なってレース前に体力を無駄に消耗しかねん
まず「マイペースで逃げる」っちゅうんが条件になってくるが同型多数
皐月賞では手前を替えることなく失速
そもそも現状は岩田でこその馬やし和田では厳しいわ
何にしてもコントロールが難しい馬やでな

 

底:底力
ピ:スピード
持:持続力
タ:スタミナ
上:調子+上昇期待度
L5F:1800m以上ラスト5F最速
L4F:1800m以上ラスト4F最速
1F最速:1F最速 ※マイル以下でのラップ
脚:想定脚質

評:総合+枠+騎手

◆底ピ持タ上  L5F   L4F  1F最速 脚評
①BCBBB 58.6 46.8(名)11.5 追D アスクワイルドモア
②CABCC 58.5 46.3(東)10.7※差B セイウンハーデス
③AAA57.2 45.6(東)10.9 先A△アスクビクターモア
④BCBBB 58.5 46.3(中)11.1 追D マテンロウレオ
⑤BBBBB 58.4 46.3(阪)11.0 逃B ピースオブエイト
⑥BCAA 58.0 46.2(東)11.2 先C プラダリア
⑦BBBBA 59.0 46.3(東)11.0 先B オニャンコポン
⑧CBBCC 59.7 47.6(東)11.3 逃D ビーアストニッシド
⑨BCBBA 59.2 45.6(阪)11.0 先B ジャスティンパレス
⑩BBDB 56.3 44.9(東)10.7※追C マテンロウオリオン
⑪ABAB 57.0 45.3(阪)11.0 差B☆ジャスティンロック
⑫AABA 58.0 45.3(東)10.7 差A▲ダノンベルーガ
SSAB 58.3 46.0(中)10.8 差A△ドウデュース
⑭BCABB 59.4 46.9(阪)10.9 逃C デシエルト
⑮AABB 57.0 44.9(東)10.8 差A○ジオグリフ
⑯AAABC 58.2 45.5(阪)10.8 先B キラーアビリティ
⑰BCBC 58.4 46.9(中)11.3 逃C ロードレゼル
SSAAB 56.6 44.5(東)10.9 差◎イクイノックス

◎⑱イクイノックス   優勝候補
○⑮ジオグリフ     連対候補
▲⑫ダノンベルーガ   単穴候補
△⑬ドウデュース    連下候補
△③アスクビクターモア 連下候補
☆⑪ジャスティンロック  穴候補
×紐穴候補から     3連紐候補

L5FL4Fの数字だけを見るんやったら⑱イクイノックス⑮ジオグリフが抜けた実績
⑱イクイノックスの逆転を見込んだんは東京競馬場で勝った内容がええからや
去年エフフォーリアが失敗して差し切られた原因は爆発的な瞬発力の解放や
逆にシャフリヤールは効率的なラップを刻んで見事に差し切った
(エフ L511.8-11.3-11.2-10.9-11.3 vs シャフL511.7-11.3-11.3-11.0-11.0)
エフフォーリアは共同通信杯からそういうんが表れとったで本番も案の定やった
イクイノックスは騎手の手腕込みでダービーのシャフリヤールと同じ脚の使い方ができる可能性を東スポ杯で証明したでな
勿論スピードが及第点で持続力が最も高いジオグリフも捨てがたいところやけどな(;^ω^)

ダノンベルーガはエフフォーリアに似た脚の使い方をしよるところがあるんやけど
キャリアが浅い分だけ上積みが大きそうなんが強みや

ドウデュースは皐月賞L3Fのタイムだけが取り沙汰されとるようやけど
あんだけ溜めたのに実際L1Fでジオグリフとおんなじ脚になってまった点が気になるところや
ピッチレンジが狭いし反応に敏感なもんやからイクイノックスのような効率的な末脚は期待しづらいんが4番手以下に落とした理由やな
皐月賞で上がり最速差し遅れっちゅうんはダービー勝利に近いっちゅって巷で言われとるけど中身をよう見んとアカン
代表的な例としてタニノギムレットやスペシャルウィークが皐月賞で取りこぼしたんは
「内有利でええところを通れた馬が残った」っちゅう距離ロスの話やからな
今年の1着2着馬は内枠の恩恵を受けたわけやなく外を回して距離ロスをしてのもんやったし状況がちゃうで
(イクイノックスかて外枠発走のスタートからゴールまでで同程度(20mくらい)の距離損はしとる)
つまり買い要素は得意の利き手前で走れる左回りと溜める競馬2戦目でL4Fに磨きがかかるかもしれん「上積み」っちゅう部分や
やからドウデュースの厩舎力と健康と成長力を加味してやったらナンバー1評価をしても構わんっちゅうくらい( ^)o(^ )

アスクビクターモアは有力馬唯一の内枠を生かす競馬ができればっちゅうところ
L5L4の速度はそれなりのもんを持っとるんを実証済みでもあるでな

あとジャスティンロックは意外と鈍足やないっちゅう話で左回りが合えば面白い存在ではあるわ
上位陣のパフォーマンス低下とレースの苦条件化で持続力が生きる展開でっちゅう具合やな

基本的に人気どころの決め手が抜けとるっちゅうところやけど
穴を考えるとしたらやっぱし先行勢になるんやろうな
同じ先行勢でもそれぞれ特徴や強みがちゃうわけやから馬場を加味した上でお好みでっちゅうところ

人気はわからんけど⑱番を引いたせいでイクイノックスが嫌われ始めとるし
⑭ジオグリフがいっくんの距離不安発言で人気を吸わんような印象があるわ
逆に⑫ダノンベルーガと⑬ドウデュースは2番人気3番人気想定ながら売れすぎるかもしれんな(;^ω^)

最初にも言ったんやけどトラックバイアスを前日すら確認せんでやっとるで今回は展望程度にやで
もし時間ができるようやったら土日に馬場を加味した予想をあげることにするわ


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