今週はペースの想定を見誤らんようにしたいわな
菊花賞は前のペースに対して集団がついていったでな
(ペースからして超縦長になってええのにそれほどやなかった)
それはアスクビクターモアが前におったからやろう
ガイアフォースが1番人気やったけど現場でマークされとったんはアスクビクターモア
あの馬を射程圏におかんとっちゅう心理が作用したんに違いないわ
前に強い馬がおるときの展開読みセオリーが素直にできるかどうかやな
今回の秋天はジャックドールやパンサラッサの現場評で全体のペースが変わってくるやろう
警戒して集団がある程度ついていくようやったら前半に負荷がかかる展開になるわ
相手やないと思っとれば差し馬同士の駆け引きだけでええからな
当然馬群は縦長んなるやろうし各々の効率で走ることになるやろう
前は速いが後ろはスローっちゅうやつや
ポイントは内枠に入ったマリアエレーナとポタジェやな
コイツらは強みがよう似とる
「追走力」が高くて前半負荷がかかってもL4Fのスピード維持力がほとんど下がらん
スロー追走からの切れ味勝負んときとL4Fがあんまし変わらんのや
つまり先行っちゅうか追いかけてったほうが「得」なんやわ
逆にスローの展開に加担してまうと
「切れ味」っちゅう意味では上位人気馬に劣ってまうで勝ち目が薄い
やから内枠を生かして「先行」っちゅうんがセオリーになる
ゲートは怪しいんやが「肉を切らせて骨を断つ」競馬がしたいパンサラッサ
パンサラッサ追走で結果を出したばっかしのジャックドール
そこに横典騎乗のバビットが外からお構いなしに前を狙うやろう
(もしかするとノースブリッジも来るかもしれん)
ほんで先行したいマリアエレーナとポタジェが続いていくわ
下手したらCデム騎乗のシャフリヤールも先行集団に加わっていくかもしれん
15頭中7頭が道中の流れに乗せてく可能性(パンサから2番手が多少離れるにせよ)があるわ
もちろん後ろ8頭は前をほったらかす選択肢もあるんやけど
ワイには前7頭と後ろ8頭が完全に分断する競馬いうんは想像しづらい
っちゅうことでワイは素直に道中勝負圏の全馬に負荷がかかった上で
L4Fのスピード維持力を求められる展開を想定するで
基本大事なんは「追走力」「L4Fスピード維持力」や
全馬がパンサラッサの術中で非効率化が起こってまって
最速上がり35秒台以上になってくると「タフネス」の項目も浮かび上がるが(;^ω^)
さすがにそこまでは全馬に影響がでるほど流れに乗って深追いせんと思うがどうやろうか
【優勝候補】
⑦イクイノックス
(スローL4F実績→東スポ杯2歳S、ハイL4F実績→日本ダービー)
満足いく調整ができん中でもレースへ行けば高パフォーマンスや
今回も本数は少ないしG1に挑むんにあたって負荷がかけられとるとは言い難い
やがこれはいつものことや
去年のエフフォーリアのように春から夏にかけて成長っちゅうんも大事やが
今年の日本ダービーは去年よりレベルが高い
そのまんまの能力がスライドっちゅう形でも勝ち負けんなるやろう
競馬は皐月と同じ失敗はしとうないやろうから溜める競馬をするはずや
1番人気やが出たなりで勝負圏を追走してくれるっちゅうことで
優勝候補でもあるんやが軸として本命にしたいわ
⑧シャフリヤール
(スローL4F実績→日本ダービー、ハイL4F実績→毎日杯)
イクイノックスのダービーより優れとるんはL4Fのスピードやろう
っちゅっても僅かにやけどな(;^ω^)
ただし前半の負荷が違うしさらには今年より去年のほうがCコースは時計がでる馬場やった
ダービーのレベルとしては今年のほうが高いっちゅうことになる
もし秋天が去年のような究極のL4F勝負になれば
その実績(L4F44.7)を生かしてエフフォーリアと同じ競馬ができるはずやが
前に強力なペースメーカーがおる
ただ前半に高い負荷がかかった毎日杯で高いポテンシャルを示しとる(46.3-45.9)し領域内や
つまりここで必要な能力は揃っとる
強いて言えばCデムの東京コースとの相性やな
Cデムは位置にこだわるで前半出していくことが多いでな
有力馬に比べて前半に脚を消耗してまうっちゅう懸念があるわ
あと欧州競馬後の国内のスピード競馬っちゅうんが引っかかるわな
アスコット1990mはレースの半分以上が上り坂やからな
同じ2000mでも求められるもんが全然変わってくる
それを一回経験してまって順応力が高い馬やと体を作ってまうでな
調教で国内仕様に戻っとればええけどな(;^ω^)
状態面はいっくんのお墨付きやから大丈夫やと信じたいんやけどパドックは注視せんとアカン( ^)o(^ )
JCボーナスのほうが狙いたいやろうし余裕を残しときたいやろうからな
⑨ジャックドール
(スローL4F実績→金鯱賞、ハイL4F実績→札幌記念(ただし低速))
札幌記念は良馬場ながら時計が出ん馬場状態やった
つまりトラックバイアスからしてパンサラッサの庭(;^ω^)
そのパンサラッサが作る前傾ラップの流れに乗り切ってゴール前で競り落とすタフネスいうんは評価の対象やろう
大阪杯で初めて前傾ラップで逃げる経験をしたことで馬が負荷に順応した証とみてええはずや
前傾ラップの負荷には慣れ始めとるからパンサラッサを追いかけても力を出せるようにはなっとるやろう
残るは「時計の出るトラック」で同じ事ができるかどうかやな
この一皮さえ剥ければ鬼講師にも認めてもらえるはずや
ただプラス体重で札幌記念を勝ったまではいいんやけど状態が不透明や
一週前負荷をかけるんはいつもん事やが最終追いが単走軽めいうんはこれまでにないパターンや
一週前がオーバートレーニングになっとったりせんかや(;^ω^)
【連穴候補】
⑤ダノンベルーガ
(スローL4F実績→共同通信杯、ハイL4F実績→日本ダービー(4着))
ダービーは一週前に時計を出しすぎて本番前にピークアウトしたいう声もあるようや
同じ轍を踏まんっちゅうことで今回は慎重に調整が進んどるようや
ただ今回の秋天で必要な要素を求められたダービーではイクイノックスに完敗
逆転するには状態面が本物になっとるかどうかやなく夏を越しての成長力次第や
ただ今年の日本ダービーの4着馬までは例年のダービーやったら勝ってもおかしくないレベルや
イクイノックスには勝てんでも他には先着できる可能性を残しとる
⑥ジオグリフ
(スローL4F実績→新馬戦、ハイL4F実績→なし)
L4F優秀やが後傾度の高いレースでのみでの実績や
ダービーを22秒台で走破しとるとはいえ速い時計の対応力の証明には至っとらん
体が完成しとらん2歳戦とはいえ朝日杯で追走できんかったように
距離が伸びても速い流れを好位づけするんは意外と手こずるかもしれん
L4F優秀とはいえイクイノックスやシャフリヤールに比べると劣ってまうで位置取りでマージンがほしいところや
ポイントはマージンを築くための「追走力」やな
好位づけするんやったら前半の負荷に耐えられんとあかん
耐えられば自然と高速時計にも対応できるはずや
状態はすこぶる良さそうやから進化をみせてほしいわ
【一発候補】
③パンサラッサ
イレ込み防止のためにゲート裏までメンコをつけとった影響があったんかもわからんが
ここ2走ともにゲートの出が悪いわ
しかも今回は先入れの内枠奇数枠やで修正できとらんと遅れる可能性が高いわ
東京2000mはスタート後まもなく外の馬が内に切れ込んでくるでスタートを上手に切れんのはいただけんわな
イレ込み覚悟でメンコをつけんと挑んだほうがええかもわからんな
ドバイはそれでも結果を出したわけやし・・・
ただ札幌記念は出負けしたスタートで無駄に脚を使ってまったとはいえ
レース上がり37.7っちゅうタフネスなレースはまさにコイツの領域
そこでジャックドールに負かされてまったんはちょっとアカンな
矢作先生がいうには札幌記念もやし状態が全然上がってこんようや( ^)o(^ )
状態が上がらん以上はパフォーマンスアップの期待はできん
とにかく最速上がりが35~36秒台付近になるような超前傾展開に全馬を巻き込みたいわな
巻き込めんでも番手のジャックドールの重心が後ろになりすぎて「番手と分断」が起こるようやったら当然チャンスはあるわ
なんにせよこういう逃げ馬は警戒するんが鉄則やろう
【紐候補】
④ポタジェ
AJCCや宝塚記念で凡走しとる以上は2000m専門のようやな(;^ω^)
去年の秋天は3強に対して手も足も出んかったわけやが
さすがに究極のL4F勝負んなると決め手の差がデカいわな
今年は強い逃げ馬がおるで究極のL4F勝負を避けるような流れに加担したいところや
高い基礎スピードを求められた大阪杯で結果を出しとるように
前半から負荷がかかる展開になれば決め手の差をカバーできるかもしれん
ただ「コース形態の面」でも決め手をカバーできた阪神小回り(後方の切れ味が削がれやすい)と違って
今回は大箱コースやから特性をフルには生かしきれんかもしれん
①マリアエレーナ
ポタジェと似たような強みを持っとる
ペースは適合するんやが大箱っちゅうんが相対的にプラスアルファにならん
やが左回りと勢いでさらなるパフォーマンスアップがあるかもしれん
能力面にフォーカスすると小倉記念のパフォーマンスは圧巻やったでな( ^)o(^ )
牝馬の最内枠っちゅったらいつぞやのヘブンリーロマンスを思い出すわ
今回も小倉記念同様ロスなく最内枠からの競馬を生かしてくるやろう
エルフィンSで負けたんやけどその辺から期待しとった馬や
初めての東京コースっちゅう点もやが56キロのほうが気になるところや(;^ω^)
⑭ユーバーレーベン
基礎スピードが弱点やが
好時計やった阪神JFでは置かれながらも3着に突っ込んできとった
前がタフんなんて効率を著しく損なった時に台頭するやろう
東京コースでは末脚の確実性が高い馬からコイツなりに伸びてくるはずや
つまりはパンサラッサのペースに全馬が巻き込まれるんを望みたいわな
②カラテ
マイルG1はスピードの壁に跳ね返されとったが今回は2000mや
ここなら基礎スピードのアドバンテージは出るやろう
その上で決め手が勝負んなるかどうかやな
2000mのパフォーマンスそのもんは悪くないわ
【その他】
⑩ノースブリッジ
パワータイプのコイツんとって時計が出すぎるんはあんまし好ましくないんやなかろうか
ただすんなり先行できたときはしっかり勝っとる
前走は出遅れが響いたわけやが自分の型やないのに0.4差の5着掲示板っちゅって格好をつけたわ
まだマスクされとる能力が多分にあるやろうな
⑫バビット
典弘っちゅう不気味さはあるが外枠
コーナリング性能を生かすんが強みなんを考えると内枠を引きたかったわな(;^ω^)
っちゅうても大箱コースやしコーナリング性能で能力差を埋めるんは難しいわな
この枠から逃げを狙うんは相当消耗度が高いっちゅうんも典弘はわかっとる
まさか後方ポツンせんよな・・・
玉砕覚悟でパンサに付き合って盛り上げてくれや( ^)o(^ )
⑬アブレイズ
マーカンドは追えそうな騎手やな
こいつの潜在能力を引き出せるんかもしれん
引き出せても勝ち負けできるかはわからん
⑭レッドガラン
適距離やし追走力もあるほうやけど
大外枠から決め手の差を埋める手立てを考えられん
⑮カデナ
大外枠や( ^)o(^ )
なによりも 三 浦 皇 成
底:底力
持:トップスピード+後半スピード維持力
基:基礎スピード
タ:タフネス
上:上昇期待度+調子
評:総合+枠
◆底持基タ上 評
①BBAAS B★マリアエレーナ
②BBAAB C カラテ
③SBASC B注パンサラッサ
④ABSAA B×ポタジェ
⑤AAAAA B△ダノンベルーガ
⑥ASBAS B△ジオグリフ
⑦SSAAB S◎イクイノックス
⑧SSSBC S○シャフリヤール
⑨AAASB A▲ジャックドール
⑩BBAAA C ノースブリッジ
⑪CBACC D レッドガラン
⑫BBAAB D バビット
⑬CBBBB D アブレイズ
⑭AABSB C ユーバーレーベン
⑮CCBBC D カデナ
◎⑦イクイノックス 軸
○⑧シャフリヤール 対抗
▲⑨ジャックドール 単穴
△⑤ダノンベルーガ 連穴
△⑥ジオグリフ 連穴
注③パンサラッサ 一発
★①マリアエレーナ 3連紐
×④ポタジェ 3連紐
⑭ユーバーレーベン 3連紐
②カラテ 3連紐
甘い乗り込み量で高パフォーマンスを出し続けとるイクイノックスからや
他馬関係なしに勝負圏から確実に脚を使ってくれるっちゅう信頼度を取りたいわ
シャフリヤールはCデムが先行馬を深追いしてまったり前半に脚を使ってまう可能性も否めん
いっくら基礎スピードがあっても中目の枠からカーブで脚を使ったら消耗度が高いわ
さすがにJC目標やし中団からっちゅう指示はされとると思いたいんやけどな・・・
一応非効率な競馬に巻き込まれるかもしれんで対抗までや
各馬が進化した姿を見せてくれるんを期待するんとマリアエレーナを応援するわ
ワイん中で禁断やったんやが堪えきれず先に鬼講師の見解読んでまったで全く自信ないわ
元々イップス気味やし逆神として利用してくれや(;^ω^)