ダ×講義:皐月賞2021

2021年4月17日

先週の予想はワイらしくないっちゅってクリちゃんが怒っとったようや
SABCDっちゅうワイの評価んところがソングとアールドだけ期待込みのもんになっとったと
おっしゃる通りや・・・そこはブレたらアカンところやった
証明能力を考えたらファインと同等(AAA)にとどめておくべきやったと思う
ごめんて・・・ワイの夢見る乙女心がああさせてまったんや・・・

ソングラインやがレース後に歩様がおかしなったっちゅって
池添が心配しとったが身体は無事なようで一安心や
やが身体が何ともないのに違和感があったちゅうんは
精神の動揺が歩様ににじみ出とったっちゅうことやろう
どんな理由があろうと自分からレースをやめてまった経験っちゅうのは引きずるもんやと聞いとる
クリちゃんのNHK指名馬やから応援しとるけど無理はせんで欲しいわな

最近調教助手が落馬で亡くなったんもあって思うところがあったやろう
改めて競馬っちゅうんは命を張っとるスポーツっちゅうことを武英とノリも実感して欲しいところや
下手したら人を殺してまうんを想像せなアカン
準備万端にしとっても起こったアクシデントやったらワイもそこまで文句は言わん

 

皐月賞やが馬場状態がどうなるんやろうな
これにはクリちゃんも曇り顔やろう

中山2000mはトリッキーなコースやが1コーナーまで距離があるわけやから
ガチの競馬んなると前傾ラップになりやすい
基礎スピードがそれなりに高くないと追走で消耗してまうでな
2回の急坂越えがあるもんやからパワーが必要になってくるで
3冠の中では一番紛れがあるコースやから単純能力と適正とでバランスを考えるんが大事やな
時計がかかる馬場のようやったらスタミナ寄りを速くなるようならスピード寄りを選ぶんがええ
エフフォーやダノンやアドマイヤハダルのような先行力のある有力馬が揃っとるから
前に行く馬にとってはえらくストレスのかかる展開になるやろう
中団以降でレースをするタイプの馬に漁夫の利が生じるかもわからん
そもそも有力馬やってストレス嫌って位置を取りに行くかわからんが
武史君とルメールやから位置取りの意識は高いやろう
ダノンはテンのペースが速くなりすぎん限りは瞬発力不足を露呈したわけやから取りに行くはずや
溜める競馬を試したのを無駄にしたないっちゅって中団からを選択する可能性も微レ存やが

あとは念のため中山の重馬場の適正をみんとアカンやろう
重馬場巧者なんを見極めるファクターはワイん中やと3つやな
・フォーム
・馬体(脚元含む)
・血統

・フォーム
ピッチ>ストライド
下が緩いと走りにくいっちゅうことでストライド走法の馬も歩幅が狭くなる
どうにか安定を取ろうとするもんやからな
ストライド走法の馬が普段せん回転数の速い走法をすると疲労がでかいで
よってスタミナ切れを起こしやすいっちゅうわけや

スパートしてスピードが乗ってくるとどんな馬やってもストライドが伸びる
その伸び方も様々やが強い馬とされるんはスパート後の歩幅が大きく回転も速い馬や
その典型がアーモンドアイで今年やとエフフォーリアとレフトゥバーズがそれにあたる
やが下が悪いとスパートしたってストライドも伸ばしにくいやろ
やから能力が殺されるっちゅう仕組みや
首を使って全身で走る馬は良馬場では破壊力抜群やが重馬場やと削がれてまうでな
逆に脚の回転数で勝負するタイプはストライドを伸ばせんでも回転させるんは得意やから
能力が削がれにくいっちゅうことになるわ
首を大きく使わん頭が高い馬に荒れ馬場をこなすんが多いんもその辺りやろう

・馬体
重馬場っちゅったら爪の形を気にする人も多いやろうが
大事なんは馬格や(大きさだけやないで)

馬格ちゅうんは大きさちゅう意味オンリーで捉えられがちやから
フレームちゅったほうが伝わりやすいやろうか
それがしっかりしとるとブレにくいでな
キセキなんかはストライドがデカい雄大な走りやのに体幹のブレが小さいからこなせるんや
(全身を使って走るタイプやないっちゅうところもな)
あとは一般的に言われとる繋ぎが長くて走っとるときに肩の角度が下がる馬やな
スタミナを消耗せん手助けになるわ

・血統
多くはスタミナやな
道中じりじりと消耗していくんも苦にせんほどのスタミナの裏付け

 

1番人気のエフフォーリアに当てはめてみるで
まずフォームが向いとらん
(スパート時全身を大きく使うんを殺される)
筋肉量は十分やが馬格はしっかりしとらん
(腰に疲れが溜まりやすいっちゅうんは器が能力に追い付いとらん証拠や)
血統面は生半可やと血統警察に怒られそうやからノーコメントにしとくわ

 

こんな感じで他も当てはめてく具合やな
ワイが推測する場合はこんなところや
当たり前やが全部がこんだけでは決まらんっちゅうのはわかっとるでな
体幹の強さだけでこなせるっちゅう馬もおるわけやしな

あくまでデータが揃っとらんで推測するときの話や

 

①アドマイヤハダル
負けたアイビーSのパフォが低かったんは主に馬場の悪いところを通ってまったせいやが
当時とは馬がぜんぜんちゃうでな・・・
最終追いをみたら芯の入った走りをしとったわ
若葉Sのレースラップで突き抜けたんは強いんは確定
ラスト4Fも基準の46秒を切って45.8(後半の1000mは58秒)を押し切り圧勝や
コンクリート馬場の手助けはあったかもしれんっちゅっても簡単にできるもんやない
G1で勝負になるポテンシャルを示しとるといえるやろう
アドマイヤビルゴも若葉Sのパフォーマンスが高かったで比較されそうやが
あっちこそパンパン競馬の申し子なんやなかろうか・・・
ハダルのほうは調教で重馬場やっても重心ブレんで時計出しとるからな
力が要る馬場でも能力を削がれるんを軽減する才能はそれなりに持ってそうや
言うてもあくまで練習ではっちゅう事やからな・・・
1枠やし揉まれこんでよりタフなレースんなったら未知数や…初めての経験になるわけやし
ポテンシャルでどこまでカバーできるかっちゅうところやな
若葉Sは一般のファンからは軽んじられとってウマい思っとったが
ルメールやから人気してまっとるな・・・
ネックはエフフォーリアとダノンザキッドとキャラクターが似とるところやな
有力馬付近で立ち回ってストレスに耐えられるかっちゅうところやろう
普通にしとったら1枠で荒れたところを走らされるんをルメールがどうカバーするかも見物や
潜在能力はホンマに高いと思うで

②ルーパステソーロ
ゴールドシップ産駒やから重馬場でっちゅうんは半分合っとるんやが…
まず飛びが大きいっちゅうだけで道悪はアカンっちゅう見立てをようされるんやが
それは脚の回転力である程度補えるもんやで…
コイツは飛びが大きめで回転力があるタイプやないからマッチするとは言い切れん
ちゅうことでフォームをみたところでは向いとるとはいえん
みんなが思っとるように血統面においてはええやろう
重馬場では安定させるためにストライドが大きい馬でもピッチ走法で安定をとるわけや
その場合大事になるんがスタミナや
普段ストライドに頼った走りをしとる馬なんかは尚更消耗度が高い
後は馬体の構造のところやがしっかり見る機会がなかったもんやからわからん
どっちゃにせよ時計がかからんことには能力の差を埋められんのは確かやからな
やから重馬場でっちゅう見解の半分は合っとるとは思うわ
単純な能力の問題と操縦性がええとはいえんし道中も力んどるんが穴馬としても食指が動かん

③ステラヴェローチェ
急仕上げの共同通信杯は57キロでラップが合わんかったんもあるし悲観せんでもええやろう
ロスが許されん状況で窮屈になってまったところもあるしやな
結局能力が反映される結果になったわけやし完全に度外視とは言い切れんけど
G1らしいタフな流れになるんならコイツの基礎スピードの高さが物を言うやろう
鞍上はノリから隼人に乗り替わるわけやがええメンタルでのぞめるんちゃうか
適正面と位置が取れるんを考慮すると軸にすえてもええくらいや
追いきりの負荷が少なめなんは気になる点やろうか

④イルーシヴパンサー
1600mを経験しとるから追走スピードの不安はないやろう
堅実な馬やがスプリングSでは騎手のエスコートが上手くいかんでスムーズに位置が取れんかった
馬を前に置かんとかかってまうっちゅう逆に精神面の脆さを露呈してまったな
道悪のスプリングSも道中消耗したとはいえ決め手不足なんは否めんわな

⑤ヴィクティファルス
スプリングSのクリちゃんの評価が低いわけやから消しの一手なんやろうが
大外差しきりっちゅうんはワイが考えとったキャラクターとは異なるもんやった
想像以上の奥の深さを感じとるで
中山のコースレイアウトはコイツ向きやし小心者のワイには消す勇気がないわ
力勝負に行くんやったら今回は前に行きたいところやが一発狙うんやったら後ろからやろう
池添がコイツをどこまで評価しとるんかがレースをみたらわかるやろうな
ただ調教の内容はいまいちやからスプリングSの反動はあるんやろう…
ボーデンは疲労からフルグモーネで回避してまったしな・・・
スプリングS組の状態は当日要チェックや

⑥ヨーホーレイク
重馬場のコーナー4つの2000mは京都でやったがクリア済みや
意外と気性が落ち着いとって道中無駄な力を使わんのがええな
兄弟はレースを重ねる度にコントロールが効かんくなってったでな・・・
本来は前受けでマージンを取れる馬やししぶとい競馬を課しても強いと思うんやが
ホープフルSの発馬不利からやろうか・・・
外差し競馬が板についてきてまったんはダービーを意識するんやったらマシやが
皐月賞となると話が変わってまうな・・・
それでもコーナーからの加速力があればええんやが不足しとるんをきさらぎ賞で露呈してまっとる
いっくら末脚に定評があっても4角で6~7番手に持ってこれなそうやと重い印は打ちづらいわな
多頭数やしG1を何たるかを理解しとらんようにみえる岩田望君やし差し遅れてまいそうや
ダービーTRとして5着以内確保が望君にとっての至上命題やろう(豊やったら3着以内を期待したし印も打ったわ)
末確実でいっつも上がり最速やし随分楽な至上命題やな・・・
(ソラ使いやしうまいこと力を抜いた走りするもんやから全開の走りっちゅうんもまだ見せとらんしな)

⑦エフフォーリア
追い出されてからのダイナミックなフォームといい東京でこそやろう
っちゅうことで先にネックを挙げとくが重馬場はマイナスやと考えとる
コイツの特徴はギアを上げた時のストライドの抜群な伸びや
同じエピファネイアでもデアリングタクトとはフォームが違うでな
調教で先着されることがなかったんやが重馬場の南Wで馬なりとはいえ遅れてまったんもな
それも道悪の不安を増長させてまうわな・・・(そもそも状態が悪いのかもしれん)
天恵のフォームを殺される恐れがある道悪ではできることならしとうないっちゅうところやろう…
元々アーモンドアイと同じ全身を使うフォームやから全身に特に腰に疲れが溜まりやすいんや
まさか疲れが抜けきっとらんちゅうことはないやろうか・・・
器がまだ幼いもんやから十分にあり得るで(疝痛持ちで体質もしっかりしとらん)
体調面は当日までわからんしこれ以上考えても埒があかんわな・・・
ほんならワイが思う長所を挙げていこか
前々から末脚の使い方を危惧しとるんはサートゥルナーリアを彷彿とさせるからや
サートゥルとはフォームが違うんやがトップスピードのラップ構成がマイラーに近いもんがある
ただL2Fの脚の使い方に注文をつけとるとはいえ4F戦の申し子っちゅうことで
800mを46秒台以内のロングスパートに対応できるっちゅうんは身体能力が高い証や
前半出しても折り合える気性の良さと操縦性がなせるわざでもあるわ
緩急に強いんは無駄なところに力を使っとらん証拠でもあるで
昔は掛かって力んどったのに経験を重ねることで折り合うようになったでな
意識高い騎乗を続けることで少しずつ上達しとる武史君とエフフォーリアは似たもん同士やな
中山は能力全開とはいかんやろうが位置を取って折り合える武器があればマージンで補えるはずや
距離の心配はあらへんし右回りはこなしとるし後は多頭数くらいやろうか・・・
(右回りっちゅっても札幌でコーナーが中山ほど急やないから懸念しとる人はおるかもしれんが)
何度も繰り返しになるんやが・・・
2歳時に4F45秒台を差し切るっちゅう価値が世間に軽んじられとる気がしてしゃあないで
ただのスロ専言われて軽視されとるようやから今回は例に出すんやが・・・
2歳時にコイツ以外で45秒台を出したんはクロノジェネシスにコントレイル・・・
泣く子も黙るガチのマジの幻のダービー馬「カミノタサハラ」だけやでな!
POGでは2Fの瞬発力の使い方と3Fのタイム差に注文をつけたわけやが同等っちゅうんはわかっとった
そんだけに終わらんで3歳明けたての初戦で百日草を上回る4Fのタイムを叩き出したんや・・・
もう将来の競馬界を盛り上げるんは確定やろ・・・
ちゅうかコイツには最初からどうも厳しい目でみてまっとったな…なんでなんかようわからん

⑧ダノンザキッド
大外から大味な競馬ばっかりで能力だけでねじ伏せてきた2歳時やったわ
エフフォよりええんはペース経験値と初ペース順応力をしめしてきたところやろうな
ただしわざわざ弥生賞まで使ったのに中山は慣れんようやな
エフフォーリアと同じで前半にマージンをとれて終いの脚にも信頼性がある馬や
やから苦手っちゅうんをある程度はマスクできるはずや
弥生は絞りすぎて掛かっとったせいもあるやろうが上がりの差し脚は平凡やったでな
中山が苦手なんを加味してもイマイチちゅう印象なんは変わらん…
逆に負けパターンがみえたし川田も吹っ切れたはずや…前受け一本でいけばええ
(ハイペースんなったら出たなりで川田やったら融通をきかせるやろう)
単純な能力自体もまだ隠し持っとると思っとるんわ
一番の心配はTRで寂しくみせてまったところやな
調教でもよう動く馬やからわからんが反動が出てまってもおかしくはないで
あとは先行力はあるんやが外差しの競馬しか経験がないことや
内にやられてまうとフォームからして気持ちよく走れるタイプやないからな
川田が上手にエスコートしていかんとアカンで

⑨ラーゴム
きさらぎ賞は力みっぱなしで勝っとって潜在能力を感じさせる馬なんやが
コントロールが利かんことにはG1の舞台では難しいやろう
ちゅうのはきさらぎ賞程度のパフォーマンスやとここでは足らんっちゅうことや
やから折り合って能力を全開さす必要がある
北村友一騎手と斎藤厩舎を信頼してそれができると思えるんやったら買いや
調教をみると随分力みが取れとるように見えたわ…(前走は調教からハミをガッツリと力んどってな)
ちゅっても調教に騙されたらアカンわな・・・前から調教やと幾分マシなもんなんやわ
ペースが流れるG1やったら折り合えるかもしれんからワイは印だけつけとくわ
何度も言うんやが秘めとるもんはあるようにみえるで(ソーヴァリアントといい馬体のええオルフェ産駒には甘い印象のワイ)
力んだまま勝ったっちゅうんは豊富なスタミナの証明をする形になったし体幹も強いでな
多少の道悪のスタミナロスは大きな心配にならんしタフな競馬のほうが本領を発揮できるやろう

⑩シュヴァリエローズ
前走はハダルの後ろにつけて上手く流れに乗ったんやが反応がズブかったな
正攻法の競馬やなくて前受けしたほうが…っちゅうかせんことにはキレ負けしてまうな
現状はスタートダッシュを決めて積極的に位置を取ってしぶとさを生かす競馬がええやろう
やが鞍上は二代目公務員騎乗の…ちゃうな・・・
野心はあるんやが積極性がないっちゅうんをどう表現したらええんや
ちゅうわけでどうせ期待しても「ふつう」の競馬しかできん鞍上では難しいで

⑪ディープモンスター
馬体はお父さんに似とって素質はあるんやが指摘したまんま
幼さは馬体っちゅうよりも精神面やな・・・
ジョッキーの合図にもいまいち反応が悪いでな
それが初の多頭数で小回り中山能力全開っちゅうんは考えにくいやろう
精神面でも未完成のままレベルの高いところで勝負するんはレクセランスと被るで
ズボらなようやからメンタルが潰れるちゅうんはないかもしれんがな
無駄のない肉付きなんは好印象やがまだ先の馬っちゅう印象やな・・・
脚の使い方が平均的で長い脚を使えそうなんは先々を考えるとええやろうな

⑫ワールドリバイバル
1800より2000のほうが安定しとるけど
レースペースが上がるG1やと基礎スピードの問題で不安やな
1800も同じようにこなしてくれんことには信用できんわ

⑬タイトルホルダー
怪神先生の評価通りに能力を示した弥生賞やったが
2番手シュネルマイスターのルメールは距離不安からか前に1頭分スペースを空けての追走やった
そのスペースを上手く利用してペースを操って溜められたんとルメールが直線までつっかかってこんかった
それに加えて馬場に前残りバイアスがあった
ちゅう逃げ馬にとっては理想的なレースができとったが今回はタイトになるやろう
勿論能力あってこその逃げ切りやしコーナー4つをアドバンテージにできる器用さも併せ持っとる
成長も著しいしテン乗りの田辺も入念に感触を確かめとる
やがアサマノイタズラの嶋田君が積極的に動いてくるっちゅって思っとるで苦しんんやないかってな
(アサマ(スプリング組)の状態は前走の反動が出とる可能性があって勝負所でついてこられんかもしれんのはコイツにとっては朗報やろう)
甘やかされるまでは無理やろうが過度なプレッシャーを与えられん限りは粘り腰を発揮しても不思議はない
もし道悪になっても血統面からは歓迎できる可能性が高いわな
距離適性がどこまでいけるんかはまだわからんが心肺機能の心配をする必要はないはずや

⑭アサマノイタズラ
岩田望君とはちゃって自らの手でG1出走の権利を勝ちとった嶋田君
スプリングSは積極的によう乗れとった
本来なら穴馬として面白い一頭なんやが今回は先行勢がエフフォとダノンちゅって強力やからストレス値が高いやろう
小回りでもスッと加速が利くし臆せずコイツらしいレースを心がけてほしいもんや
嶋田君やがG1でそれができるかできんかっちゅうんが今後飛躍できるかの分かれ目やで
テンが遅いから位置は取れんわけやからまた捲り競馬が求められとるところやろう
外めを引けたし水仙賞のようなヘマが一番やったらアカンことやでな
タフなレースでロンスパは最後甘くなるっちゅうんを懸念して普通の乗り方をするんはオススメせんで
半分は嶋田君の経験値を考えたらちゅう意味でやけどな
フィエールマンの調教パートナーをしてくれとったし頑張ってほしいわ

⑮グラティアス
馬体のバランスがええからさすがレシステンシアの弟やと思うんやが・・・
ちゅうか体型は似とらんのやがホンマに好バランスやわ
やが経験してきたレースがぬるすぎるで・・・
2000mを2戦2勝ちゅっても前半66秒と64秒やからな…
かといって終いのラップにも特出したもんもない
同じ中山2000mやっても皐月は基本60秒切る前傾やし質が違うで
ペース経験が浅いんが本番のレースレベルにいきなり対応できるっちゅうケースは稀やでな
凡戦になれば別やが・・・
大阪杯のレイパパレとか桜花賞のソングラインや皐月賞のアドマイヤハダル
格上挑戦やっても時計の裏付けがある素質馬は喜んで印を打つんやが
それがない素質馬には印をつけられん
同様の理由でディープモンスターも無印やわ
馬体とレースの見た目だけで見切れるほどの相馬眼はワイにはないでな
埒にもたれるっちゅうんも気がかりや

⑯レッドベルオーブ
スピードはメンバーん中でも上級やしオリアエバーやな
それでもルメールやったら基礎スピードを武器に前受けして生かすやろうが
いっくんをはじめ多くの日本の騎手は距離不安は後ろで溜めるっちゅう文化があるでな
そもそも気性が獣やしこの距離で掛からせず位置を取りにいくんは
世界レベルの技術か人馬のキズナがないことには難しいやろう
仮に能力発揮できるっちゅうんなら馬券内に入り込める力はあるんは認めとるで
本来はステラヴェローチェぐらい人気があってもええ馬や
朝日杯は進路の選択ミス(だとは思わんしゃあないレベル)とデイリー杯の反動もあったやろうしな
いっくんが先行してコイツを手綱を引っ張ることなく折り合わせられるかっちゅうところ
コーナー4つをさばくんは簡単なことやないやろう
こっそり応援しとくわ

 

印の順番は非常に悩むところやわ
「絶対能力」がありそうなんは
エフフォーリア、ダノンザキッド、アドマイヤハダル(ラーゴム=折り合えば)
「皐月賞に向いとって能力が世代G1で好走する水準」に達しとるんが
ステラヴェローチェ、ヴィクティファルス、タイトルホルダー(アサマノイタズラ)

下の4頭はそのまんまの能力を発揮できるやろう
上の4頭は「絶対能力」でどこまでカバーできるかっちゅうところになるわ
中山の適正だけやなく馬場が重くなればなるほどカバーせなかん比重も大きくなるでな

ちなみにラーゴムはどっちも該当しとるけど
能力上限期待値で4番手で皐月適正で5番手っちゅうところや

 

底:底力
持:スピード持続力
パ:パワー
コ:先行力+馬場コース適正
上:上昇期待度
評:枠+騎手+総合

◆底持パコ上 評
①BAAAA A アドマイヤハダル
②CCBCC C ルーパステソーロ
SSSAB A ステラヴェローチェ
④BABCB C イルーシヴパンサー
⑤AAAB A ヴィクティファルス
⑥AAABA B ヨーホーレイク
⑦AAAB A エフフォーリア
AABB A ダノンザキッド
⑨AAAAA A ラーゴム
⑩BABAB B シュバリエローズ
⑪BABBB B ディープモンスター
⑫CBBCC C ワールドリバイバル
⑬AASSA B タイトルホルダー
⑭BAAAB B アサマノイタズラ
⑮BBBAA B グラティアス
⑯AABA B レッドベルオーブ

重馬場で上昇(他馬の下降で押し出されるともいうわ)
ヴィクティファルス 
ステラヴェローチェ 
タイトルホルダー  
アサマノイタズラ  
ラーゴム      A
ヨーホーレイク   B

証明能力順
1.エフフォーリア
2.アドマイヤハダル
3.ダノンザキッド
4.ヴィクティファルス
5.ステラヴェローチェ

◎⑦エフフォーリア
○③ステラヴェローチェ
▲⑤ヴィクティファルス
△①アドマイヤハダル
△⑧ダノンザキッド
注⑨ラーゴム  
      .
★⑬タイトルホルダー    一発
×⑭アサマノイタズラ  3連穴
⑥ヨーホーレイク  3連穴も騎手で割引
⑯レッドベルオーブ 3連穴も折合で割引

 

総評Sがないんやが(;^ω^)
エフフォーリアだけは潜在能力の大きさでカバー可能っちゅう事で適正を押しのけての本命や
他も能力順でいきたいところやったけど中山の適正面を重視したわ
正直能力でカバーできる範囲内とも思っとって気持ちは半々なんやけど
半々やったら人気のないほうを持ってくるんが筋やからな
ダノンもコース適正が合わんのやが先行力と能力でゴリ押してもらうわけやが
G1馬やが証明してきた数字の上は3番手やでな
川田に秘めたる能力を解放してもらいたいところや

外枠に前に行きたい馬が揃っとって押し込んでくるやろうから
4枠のダノンとエフフォは意識せんと位置取りが後ろになってまうでな
特にエフフォは初めての追走スピードに戸惑うかもしれんしな
やから最初が肝心やで・・・

エフフォに関しては期待値込みやから
ワイらしくないっちゅってまた怒られてまうかもしれんわ
ラップ適正も未知数やもんな・・・
あの4F戦の申し子「カミノタサハラ」さえ皐月賞は取りこぼしたわけやし
あんまり馬場が悪くなっとるようやったら評価さげるで許したってくれ

当たる気がぜんぜんせーへんな
こういう手応えんときは当たったためしがないわ
もしタフネスだけで選ぶんやったら道悪上昇組でええわな
馬場が偏らん限りそんな単純なもんやないのもわかっとる(;^ω^)

一応馬場は稍重までの予想やわ

 

何度もやがスプリング組とTRで減らしたダノンの状態はよう見んとあかん
あとエフフォーリアの疲労が抜けとるかどうか(間隔は空いとるが)
つまりクリちゃんのパドック評価を要チェックちゅうことやわ


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