●ジャパンカップ傾向
基本的に内外はそこまで関係せんレイアウトやが
マイルCSの週にCコースに替わるもんやから内枠が好成績をおさめとる
さすがに日本最高峰のG1っちゅうこともあって緩急がないラップ構成になりやすい
レースが動きが出始めるんが3角あたりやが
L5L4の加速が「徐々に」やなく「はっきりしとる」んがラップに表れとる
L5L4の無理が最後の1Fに響いて「ラップが落ちる」っちゅんが特徴や
緩急のなさも手伝って最後の1Fは我慢比べになりやすいわ
つまりは底力を要求されるG1となっとる
こういうタフなG1やから
余計と外枠から距離ロスをすると体力面で不利な状況が生まれとる
息が入る区間がないんは外目からの無理すると負荷が余計かかるっちゅうことやからな
例えば後半1000m57秒台で流れるにしても
「ラスト4Fゴールまで速い」んが秋天に対し「ラスト1Fまでが速い」んがジャパンカップや
秋天はL5~L4の区間の加速が徐々やからゴールまで脚が持つ
JCはL5~L4の区間の加速がはっきりやからL1Fの脚が鈍る
同じ57秒台でも「質」が違うっちゅうことやわ
全体ラップだけを見とるとわかりにくいかもしれんが
2番手以降の馬のアクションが違うっちゅうことやな
淡々とした流れからの後半5F勝負
ただしラスト1Fは我慢が問われる
我慢できるかできんかは
底力が足りとるか
タフネスでカバーするか
距離適性でやり過ごすか
いずれかが秀でとればL1で急落するっちゅうことはないやろう
敢えてL5L4からの流れに乗らんっちゅうやり方で効率的に走り切る方法もありそうやが
中団後方から上がり最速で届かせられとらんのを見ると流れに乗ってったほうが無難やと思うわ
とはいえメンバー次第では4Fの決め手比べの後傾戦になることもあるんやが
2013年のジェンティルドンナまで遡るわ
●馬場傾向
あくまで先週までの馬場傾向になるんやが
OP競争で後半のスピードの質が高いレースが見受けられたわ
決め手が武器になる馬場傾向にあるで
JCの傾向からタフネスが重要(距離適性でカバー可)
馬場傾向から決め手の質で大事なんはL5Fのスピード持続力
瞬発力、トップスピードは2013年や今年のダービーのような超後傾にならん限り優先度は低いわ
ただしそうなる可能性もなくはないメンバー構成やわ
①ムイトオブリガード
頼みのブリンカーもさほど機能せず
走る気力があんましなさそうやな(;^ω^)
一桁着順を目指して柴田善臣先生が行くで
②コントレイル
いっくんが印象的なレースをダービーと挙げとったが時計的には誇れるもんはない
ワイん中ではやっぱし皐月賞や
いっくんの中で掴まっとっただけのレースやったから無理もないけど
ちなみに矢作先生も皐月賞を挙げとったわ
あん中には強い馬の要素がたんまりと詰まっとったでな
ちゅうことで1年ぶりの東京2400mや
日本ダービーは東京巧者だけあって同世代に相手はおらんかったっちゅうレースやった
今回経験が生きるんはダービーやなくて去年のJCのほうやな
底力を求められる内容で2着を確保できとったっちゅうんはここでもプラスや
先行馬にアーモンドアイのような異常なんがおらん限りは去年分走れば勝ち負けや
去年レベルのパフォーマンスができる状態にあったとして
もし2400mで取りこぼすとしたら超後傾になったときやろうな
L5Fの「決め手の質」はシャフリヤールに軍配やからな
例年通りL1で底力勝負になったほうが対シャフリヤールを考えるなら有利や
衰えについては秋天の後半のラップを見る分に感じられんわ
エフフォーリア(前半位置取りで脚を使ったのはあるが)より後半の決め手の質が高いんはコントレイルのほうや
(個別ラップL5F56.8、L4F44.1で走破できるっちゅうんは「強い」以外の何もんでもないで)
<懸念点>
「柔らかさ」がウリで距離の融通性もそっからきとったんやが
硬化が見られとるからスタミナを要求されてまうと距離適性の面で多少不安やな
ただ馬場の状態がええっちゅうんは「距離適性の誤魔化し」にもなるし
「内枠を引けた」もんやから消耗は抑えられるやろう
ゲートについてはどうなるかわからんが偶数枠を引けたんがまだ救いやな
スタートは普通に出せるようやから二歩目次第で位置取りが決まるわ
一番心配しとるんは調教やな(;^ω^)
最後っちゅうことで気合いの入った稽古をしとるがオーバートレーニングにならんとええが
矢作先生はリアルスティールでやり過ぎて失敗してまった過去があるでな
ただあれから矢作厩舎も経験を積んどるし闇雲にやっとるわけでもないやろう
同じ過ちを犯しとらんと信じとるわ
③ブルーム
BCターフで出遅れから差す競馬で結果を残したわけやが
タルナワがぶっ飛んだBCターフっちゅうんは効率性を失ったレースやった
ラヴズオンリーユーのBCF&Mターフのほうがレースレベル高かったっちゅうな
持ち時計が2分26秒台やから今の東京の馬場に適合するスピードがあるか心配や
地力の面でもフォア賞でディープボンドに完敗しとるんも頼りないところがあるわ
ただしストライドを伸ばせるタイプやから長い直線はええと思うわ
ある程度前半で負荷をかけ位置をとってL5Fは粘り込みを図る競馬をしたほうがムーアに合いそうや
④シャフリヤール
日本ダービーが現代競馬の完成形を象徴するレースやったからな
後半のラップだけでダービーレコードっちゅうんは今までになかったわ
そんだけ「決め脚の質」が優れとったっちゅうこと
いっくらエフフォーリアがワンテンポ仕掛けが早かったとしても
普通は届かん位置からギュンっと一気に加速していって差したからな
あれがシャフリヤールのゾーンでトランポリン馬場やったら怪物級やわ
今年のダービーがいかに優れたもんかっちゅうんは過去に語ったんやが
例えばロジャーバローズの2分22秒台は前半でマージンがあったでな
前半1000mを57秒で通過してあとは「馬場の良さを生かした粘り込み」で
それでも後半1000mは60秒もかかっとる
ああいうんは典型的な「ハイペースに引っ張られただけの時計」で価値が高くない
ちなみにディープインパクトの年は59.9-58.8で2分23秒3
今年は60.3-57.0で2分22秒5
このタイム比較だけみてもいかに効率的やったかお分かりいただけるやろう
今年の目黒記念のような4Fから動きがあって3Fに脚が集中しとるんはただのスロー瞬発戦で
前でマージンを築いとった一枚落ちる先行馬でも残るっちゅうんが特徴やが
L5Fが優秀なレースっちゅうんは「強い馬」しか残れん
前半スローペースっちゅうんは今でも馬鹿にされる節があるんやけど
L5Fの質をみてから判断せんとアカンわ
っちゅうことで
L5Fから全体が脚を使わされる展開でL3Fを33.4でまとめられるいうんは
トップスピード+持続力+切れ味(加速力)
っちゅう3つの高次元の決め手を有しとらんとできんこと
個別ラップやったらL5F56.5L4F44.8からな(;^ω^)
「決め手の質比べ」においては近年にないハイレベルなダービーやった
っちゅうことで決め手に関してはナンバー1や
やから後半1000mのラップが効率的になれば(ゴールまで脚が持つ流れ)最右翼っちゅうところ
前半やL5L4の動きでL1に影響が出るような流れになるとまだ未知のところんなるわ
つまりJC特有のタフネスに対応できるかを見通す必要があるわな
雨の神戸新聞杯でタフネスは測れるっちゅっても
不良っちゅう極端なもんやからな…しかもただでさえ消耗する中京2200m(;^ω^)
タフネスがあるコントレイルやって不良馬場では巧拙の差でモズベッロにやられとるしな
やけど神戸新聞杯のシャフリヤールは
自分から走るんをやめとったっちゅうんがどうも度外視してええもんかスッキリせんわ
普通に1400m走ってきてなお残り1000mを56秒台で走り切れる心肺機能をみせた馬や
そんな馬のメンタルが平凡やとは考えにくいんやが
後は乗り替わりやな
以前川田が跨って先行させた経験が覚醒を生んだとは思うわ
やがダービーで見せた「決め手の質」っちゅう武器は川田が引き出したわけやない
その効率性を捨てて先行前受けするかどうかっちゅうところ
(後軀の力強さからして溜めたほうが良さそうやが)
ちなみに去年のグローリーヴェイズでは積極策に出とったでな
あれもマイルCSで神騎乗した後やったし今の勢いやったら積極的に乗ってくるかもしれんな
積極的に前受けした場合は毎日杯のデータが有用やな
テンが34.5の流れをL5F57.7、L4F46.0で粘りきっとる
1800mとはいえミドルペースで後半まとめたっちゅんに価値がある
前受けをしてもハイパフォーマンスを出せる下地はあるが
これを2400mに持ってこれるんかは不明ではあるわ
ポテンシャルは足りとるんは明白や
結局タフネスが足りとるか足りとらんかの見極めになるわ
あとは神戸新聞杯の疲労は懸念点やが流石に抜けとると信じたいわ
どっちにせよパドックみればわかるところやろう
自分で競馬をやめた後っちゅうメンタル面は信じるかどうかの選択やな
⑤キセキ
去年は盛り上げてくれたわ
馬券を狙っとった人からしたらたまったもんやなかったろうが(;^ω^)
過去の実績からJCの適正があるんは明白やったからな
あとは地力の問題っちゅうだけで
タフネスが生きる展開を自力で作ってもいけるけど
JC自体がそういうもんやから流れに身を任せとけばええんちゃうか
前走は仕上がり途上やしもう年やけど良化の余地はあるやろう
ちなみに京都大賞典(阪神2400)
11.9 – 11.5 – 11.5 – 11.8 – 11.7 – 11.6 – 11.8 – 13.0
L8Fからこれやで( ^)o(^ )
これを3番手から2番手を追走して半馬身差ってどえらい頑張っとるで
レースの利は中団以下にあったわけで馬券内に絡むなんちゅうことは普通はない
前で粘ったんはキセキと4角番手に詰めていったアリストテレスだけや
(衰えん心肺機能には恐れ入るわ)
それ以外は中団以降の差し馬やで
勝ったマカヒキは4角で反応しとらんでな(まだ早いでって馬もわかっとったりして)
⑥グランドグローリー
トーンは低く5着狙いのようや
スピードはさておきロングスパートが特徴
スノーフェアリーのように後半の持続力はかなり高いもんがあるが問題はスピードの対応力や
2000mで2分3秒台の時計を持っとって意外とカク外3頭の中で一番対応できたりするかもしれん
やが未知の部分も多いんやけどな
ブルーム、ジャパンともに2400mからの参戦やけど
日本のスピード競馬に対応するなら延長ステップのほうがええかもな
昔某調教師が1000mを叩いてJCに出走させて成功させた事があるわ
その話はまた後でやな(;^ω^)
⑦オ-ソリティ
外厩から休養明けで結果を出すんがデフォ
在厩調整っちゅんはこれまでずっとパフォが落ちとる
しかも今回は中二週や
そもそもが蹄との戦いやが接着装蹄やった春に比べ脚の状態は良好な模様やわ
さて力を出せると仮定してコイツの武器は先行力とルメールやな
ルメールは効率的に5F走らせきるんが上手な騎手やからな
L1で他の騎手より脚を残しておけるかもしれん
能力証明についてはアルゼンチン共和国杯でL5F57.8L4F45.7と及第点
前年のアルゼンチン共和国杯では前傾ラップを快勝
今年は後傾でも完勝っちゅうことで東京2500mマイスターなんやろう
L5F57.8L4F45.7に上積みがあれば勝負に食い込めるはずや
⑨アリストテレス
どうも馬鹿にされとるようやから擁護してみるわ
3歳春は操縦性のクソもなかったわけやから度外視でええ
ワイが評価し始めたんは3歳夏からや
出雲崎特別(新潟2000m)でL4F46.7の流れをL4F45.4(L3F33.2)で差し切った
しかも3馬身近く突き放しとったから緩めとった
2000mのここで高い「決め手の質」をしめしとった
こんだけやったら実は「スピードタイプ」なんやなで終わっとったが
ビックリしたんは小牧特別(中京2200m)や(;^ω^)
残り1000mのとこ全体のラップが11.9に上がっとるんやけど
原因を作ったんはアリストテレス本人や
2馬身差から先頭に立って1馬身離しとるから個別では11.4ちゅうところやな
コーナーで進入で12.4に落としたんやが終いを34.6でまとめるっちゅう
L5Fは58.4やが中京競馬場やからな
肝心なんは内容や
中京2200mっちゅうタフなレイアウトで後半1000mの競馬を自力でレースを作ったわけや
全部自力で番手前受けしながら道中動いてやな
素質馬フライライクバードを一旦先頭に立たせて舐めた走りで完勝(遊んどっただけ)
※一週後の漸進ラップのハイレベル戦やったコントレイルの神戸新聞杯よりも時計面で優秀
新潟ではスピードを中京では心肺能力とタフネスを証明したわけやが
そのどちらも3歳としてレベルの高いもんやった
2000mで見せたスピードから適正距離は2000~2400mやで
菊花賞は明らかに距離が長かったわけやが中京でみせたタフネスで乗り切った
ワイが長距離は適正距離やないっちゅっとったんはこの2戦がベースや
コイツのポテンシャルの高さは「左回り」2走で証明されとるっちゅんがミソ
菊花賞後はどうか
AJCCは合わん不良馬場を根性で完勝
ワイはこっから歯車が狂ったんやないかと思っとる
不良馬場の競馬っちゅうんは馬に相当な負荷がかかる
体力面でもメンタル面でもな・・・
こっから全然上昇していかんかったんや(;^ω^)
阪神大賞典ではまた重馬場でしかも長距離を走らされてまってその上引っかかった
そん次がステイヤーレースんなった春天やろ
タフな条件で4着でもようやっとるっちゅうレベル
宝塚記念は武豊を背に力んで惨敗( ^)o(^ )
プッツンっちゅうやつやな
復帰戦の京都大賞典(阪神2400m)はキセキの欄で説明した通りや
あの流れを4角で詰めていった分苦しい競馬をしとるで
そもそも阪神競馬場が合っとらん馬や
3歳春も遊びながらやけど阪神では取りこぼしが絶えんかった
馬力の面から急坂が合うタイプやないんやわ
特にタフな流れの中で迎える最後の急坂っちゅうんがな
コイツは菊花賞でコントレイルに出会ってから競馬が変わった
(ルメール説もある)(稽古でも真面目になっとった)
それまでは遊んどるだけで他馬を舐めたような走りをしとったんが真面目んなった
真面目んなったおかげでパフォーマンスが安定するようになったんやが
不真面目さにも良さがあってな
道中はホンマにいい意味で力が抜けとって引っかかるっちゅうことがなかったんや
競争を舐めとってリラックスできとった
そこが底知れんもんに繋がっとったんは間違いない
コントレイルに出会ってからなんかルメールの影響なんかはさておき
道中も集中し真面目になりすぎたんが逆に引っかかるようになってまったっちゅうこと
阪神大賞典ではルメールでも制御しきれんかったほどや
っちゅうことで今回好転する条件まとめるで!
阪神競馬場が合っとらん(血統面からもや)→東京替わり
不良馬場のAJCCで調子を崩したままの春3戦→休養で回復
過去にポテンシャルを示したんはいずれも左回り→今回は左回り
気性が真面目になって掛かるようになってまった→馬の個性を生かすんが上手い武史君
適正距離範囲内なら心肺機能は十分やし
緩急のない展開で淡々と流れに乗ってくんは得意やと思う
後半5Fのスピードは新潟2000mで証明済み
弱点が少ないもんやから広い範囲をカバーできる馬や
JCらしいJCになれば適合しそうやわ
あとは地力がどこまでっちゅうところになってくるで
過去の「好走牡馬」の特性に似通っとるところがあるしな(;^ω^)
あとは武史君が動かせるかやな
今まで日本人騎手で動かせたんはおらんでな( ^)o(^ )
ムーアリスペクトいうんなら見せてみい
武史君が「適当」なアリストテレスを復活させたら120点やで!
ちゅってもさすがに究極のL5Fレースはシャフリヤールやコントレイルにあるでな
上がり34.5~35.0あたりのジャパンカップペースになれば差がなくなる分肉薄できるはずや
<懸念点>
東京のプリンシパルSで1回完敗しとるけど東京がアカンちゅうわけやなく
輸送の失敗っちゅうんが大きい
つまり今回も輸送の問題が関わってくるんやが
古馬んなってから中山への輸送は上手くいっとるから大丈夫やと信じるわ
⑪シャドウディーヴァ
巷ではハーツの本格化言われとるけど
レースの中身はサラキアに比べるとインパクトが小さい
サラキアはあの一発でG1で勝ち負けが期待できる数字やったから(小倉日経OPでの予兆と合わせて)
そもそもコイツは府中1800mやったらあんくらいはやれる思っとったし(;^ω^)
ちなみに府中牝馬SはL5F57.0、L4F44.9で一応好走圏にはおる
終いが33.1でシャフリヤールのゾーンで力を発揮できるタイプやわ
ただ運よくコイツに向く超後傾の展開になったとしても
長く速い末脚を引き出したいっくんからノリちゃんに替わるでな
上手く引き出せたからといって後方ポツンではさすがに間に合わんはず
内をスルスル抜ける選択にかけるしかないわな( ^)o(^ )
やがCコースに替わったばっかでノンストレスで内突くんは厳しいんと
JCラップんなったら距離適性がないコイツにはL1Fで底力とタフネスを要求される
乗り越えられるイメージがちょっと湧きづらいわ
ホンマに本格化ハーツやったらまだしもあの一走だけでは(;^ω^)
運よく流れが向いた時は内を回ろうがダービーのステラヴェローチェのようなタイミングで追い出して馬券内に届くかちゅうところやろう
シャフリヤールのゾーンの展開なら穴でっちゅうくらいの評価やな
⑫サンレイポケット
秋天のL5Fは57.4と上々な競馬
実は白富士57.3を出しとるのは知っとったが
初の古馬G1っちゅうことで格負け(力発揮できん)を懸念しとった
心配は杞憂に終わって初G1でもケロっとやってのけたんは思っとった以上やったわ
秋天は道中動きのある競馬に応えられたんを見て体力がついてきたんやなと
今はああいうレースやっても応えられるんやなと見直したわ
走り慣れた2000mっちゅってもG1で5着以下には完勝っちゅうんも大きい
2400mに距離は伸びるわけやが異次元が3頭もおった秋天に比べたら相手関係が楽になるしな
G1でしっかり能力を発揮できるんがわかった現状外すわけにはいかん馬やわ
鮫島克駿やし藤岡佑介のような回ってくるだけの競馬はせんやろう
勝てるポジションに位置付けてあとは未知のL1Fタフネスにかけるっちゅうところや
あと中3週やが中間CWで負荷をかけられるほど馬の状態は良さそうや
あとは連続輸送の消耗がどうでるかやな
⑬モズベッロ
このレベルやと上がりが37秒台になるような超消耗戦にならんと厳しいか
⑭ユーバーレーベン
アカイトリノムスメがここに出てきて買いたいかっちゅう話でもあるわ
3歳牝馬のクラシック中距離のレベルについてはエリ女で語った通りや
腐ってもオークスの勝ち馬やから底を見せた事にはならんけど
レースレベルが疑問っちゅうだけで勝った馬まで弱いっちゅうんは浅はかや
とはいえ数字として誇れるもんを示せたわけでもないでな
前後半差のないタフネスマッチを制したんはプラスやけど(;^ω^)
まだ隠しとる能力(決め手の質)がどんだけあるんかっちゅうことに加え
スタミナと軽量でどこまでカバーできるかっちゅうところやないか
パワーとスタミナで不細工なレースでへこたれんイメージが強いでな
とはいえ阪神JFに見せたスピードは2歳にしてはなかなかのもんでもあった
オークス好走馬の3歳馬にはええデータがある
しかしや一週前まで明らかに戻りきっとらんかったしなんとか間に合わせたレベルっちゅうやつ
この馬は春からこんなんばっかりでオークスを含め今年は完調で走れてとらん
良くて8割の出来と軽量の恩恵でっちゅうんには相手が悪いかもわからんな
後半1000mの時計がかかるような消耗戦で浮上っちゅうところやが(;^ω^)
⑮マカヒキ
馬力とタフネスを証明した京都大賞典やが
いくらJCがタフネスを求められるレースやっても
東京ではL5Fが優秀やないとタフネスを求められるところまでいけんでな
切れが落ちてまっとる現状では勝ち負けできるバリエーションが少ないっちゅうところ
っちゅうことで近走で3歳時並みの決め手の質を見せられとらんのはマイナス
浮上するパターンは良馬場で上がりが36秒以上かかるラップ構成としか言えん
ええ所は2400mはベストで馬の状態がええっちゅうことやな
消耗戦を予想しとるんなら全然ありやろう
⑯ユーキャンスマイル
去年と違ってせっかく今年は状態がまともやのに
本来ならやりようはあると思っとるで
証明能力やって秋天4着のL5Fでみせたように穴を狙う分には全然悪くないわ
藤岡佑介ではただ回ってくるだけやろうから無意味やが(;^ω^)
⑰ワグネリアン
休養明けマイル戦で一叩きしたんは
インディジェナスのアラン調教師のようなもんか(あっちは1000mで叩いとったが)
やが6着て意外と走ったんやないか(;^ω^)
アラン調教師といえばワイの周りにも信者がおったわ
現状は根幹距離のタフネス戦がマシなんやろうな(相対評価)
面白いローテやっても最近L5Fの質を見せとらんのが何ともや
⑱ジャパン
全弟のモーグルは香港ヴァーズの覇者
ガレリオやがデインヒル肌ならまだ日本の馬場に適合できるかもしれん
言うてノーザンダンサーとの組み合わせやからスピード面の補完が足りとらんところがある
後半1000mの決め手の質を問われるとさすがに厳しいやろうからタフなJCを希望やな
大外に入ってまったしブルームのために流れを作ってお役御免かもな
欧州馬はスタートをのっそりでるで日本馬に比べて遅いでな(;^ω^)
先行して自分の型に持ち込むんも一苦労や
走法はブルームとは真逆のピッチやからマイナスはなくても走法面でのプラスはないわ
地力があるんやったら全部跳ね返せるかもしれんけど
底:底力
ピ:スピード持続力
距:距離適性+スタミナ
タ:タフネス
上:上昇期待度
評:総合
◆底ピ距タ上 評
①CCBCC C ムイトオブリガード
②SSASB S◎コントレイル
③SBSAB B★ブルーム
④SSAAB A○シャフリヤール
⑤AASSA B×キセキ
⑥AABAB B×グランドグローリー
⑦AASBB A△オーソリティ
⑧CCCCC C ウインドジャマー
⑨AASAA A▲アリストテレス
⑩BABBB B ロードマイウェイ
⑪BSBAB B シャドウディーヴァ
⑫AAAAB B△サンレイポケット
⑬ABAAB B モズベッロ
⑭ABSAB B ユーバーレーベン
⑮ABSAB B マカヒキ
⑯AAABB B ユーキャンスマイル
⑰AAABB B ワグネリアン
⑱ABABB B ジャパン
◎②コントレイル 優勝候補
○④シャフリヤール 優勝候補
▲⑨アリストテレス 連対候補
△⑦オーソリティ 連対候補
△⑫サンレイポケット 連対候補
★③ブルーム 一発候補
×⑤キセキ 3着候補
JCの傾向からしてできることなら距離適性の中心が2400mにあるんが理想や
②コントレイル④シャフリヤール共に適正は2000mやから範囲からズレとる
ただ芝の状態がええし両馬とも内枠を引けたで消耗を抑えられそうや
(それでも展開次第で距離適性が厳しくなってタフネス底力頼みになるが)
今の馬場やったらタフネスでカバーできる範囲内とみて②コントレイルを信頼
④シャフリヤールはタフネスが未知やが2400mで見せた決め手の質はナンバー1や
決め手に特化した展開になれば逆転まであるが
いくらはっきりした逃げ馬が不在とはいえそれはJCではなかなか見られん展開や
エフフォーリアとちゃうんは皐月賞があるかないかの差やな
あの皐月賞で好位から好走しとれば自力やタフネスは証明された形になったでな
皐月賞があるとないとでは古馬に混じったG1ではデカいわな( ^)o(^ )
⑨アリストテレスは全体的に何でも屋やが光を見せたんは左回りでや
キャラクター的に過去にJCで好走した牡馬にタイプが似とるしな
距離適性もちょうどやしもう1回チャンスを上げたってええやろう
⑤キセキは今年はまともな競馬をしたってほしいわ
G1のツインターボのように盛り上げるだけの馬やないんやから(;^ω^)
③ブルームはムーアの競馬とマッチせんかなっちゅうことで抑えるわ
⑥グランドグローリーは未知の部分が多いがやってきた競馬の質が日本の持続競馬向きや
馬柱だけやったらこっちのほうが穴馬としてそそられるでパドックみて決めるわ
結局ペースはキセキもやがオブライエン2頭の動き方次第になりそうやな
偏った瞬発戦になるようなら印をつけとらん中では⑪シャドウディーヴァが穴に浮上やけど
それもノリポツンから内をぶち抜きが上手いこと決まるかどうかもわからんでな
後傾瞬発戦(20%) 上がり33秒台
シャフリヤール≧コントレイル>オーソリティ=アリストテレス>サンレイポケット>シャドウディーヴァ=ユーキャンスマイル
後傾タフ戦(70%) 上がり34~35秒台
コントレイル>アリストテレス>オーソリティ=シャフリヤール>サンレイポケット>キセキ>ブルーム=グランドグローリー=ワグネリアン
消耗戦(9%) 上がり36秒台
コントレイル=アリストテレス>オーソリティ=キセキ>シャフリヤール>マカヒキ=ブルーム=ユーバーレーベン=グランドグローリー
超消耗戦(1%)
( ^)o(^ )
念のため馬場造園課に言っとくけど
来てくれたカク外に忖度して上がりのかかる馬場にせんでええからな
ワイの予想が無駄になってまう(*^。^*)
土日でガラっと変わることがあるもんやから気が抜けんわ(;^ω^)