物心二元論を提唱した学者が動物機械論も提唱していたことはご存じだろう。
動物には魂がないゆえ思考ができない。
君たちにも心当たりがあるだろう。
そう。
シェルロボだ。
人は動物だけではなく、下等な人間に対してもそんな扱いをしてきた。
これもアニミズムが定着している日本では実感がわかないかもしれないが
少なくとも、我々がシェルロボに対しては”それ”だった。
シェルロボには魂がない。
彼には、思考そのものが存在しない。
知能の格差が広がればますます
思考を停止していたり、知性やユーモアや創造力、学ぶ力がない者を同じ生物とみなさなくなっていくだろう。
ん、そういえばおれもぷっち先生に人間扱いされてなかった気がするぞ。
おれには毛もなければ、魂もないってことか。
ぶっころすぞ!(悲)
でも、おれにも魂はあった。
だから、エガの肉体にも入ることができた。
おれみたいな動物にも魂があることが証明できてよかったよ。
これこそが、おれが魂の戦士に選ばれ、シェルロボが選ばれなかった理由だ。
いや、”シェルロボにだって魂はある”という人には
「ワンダー君は太陽」
人と人が心を受け入れあう美しさが描かれています。
多くの人が共感できるであろう作品です。
もう1本はIQ格差のなれの果て「26世紀青年」
気楽なB級ギャグ作品です。
しかし、わりとゾッとします。
そして、わりと笑えません。
しかし、記憶に残る作品です。
そもそもIQなんてものは
という話は、また後日。
どちらも良く出来た作品です。
ぜひご覧ください。