①2.22.2
今週は年に一度(どのGIも年に一度だけど)の「土日連続GI」の週ですので、ゆっくりと思い出を語りましょうか?(笑) 第1回は89年です。 まぁ、説明は無用ですね。1番人気・スーパークリーク、2番人気・オグリキャップ、3番人気・ホークスター(2.22.5の当時の世界レコードホルダー。強烈な逃げが身上)、さらに凱旋門賞馬(キャロルハウス)、前年の覇者(ペイザバトラー)が揃った「最高のメンツ」だったと思います(これに近いのがトウカイテイオーの93年かな?)。 世界レコードホルダーが持ち時計で走ったのに負けた、歴史上唯一のレース。「競馬は時計じゃない」(←当たり前だ。タガジョーノーブルがメジロマックイーンに勝てるかっちゅーの!)を身を持って知ったレースですね。
②親仔制覇
これはシンボリルドルフ・トウカイテイオーしか成し遂げてません。この親仔には他にも、皐月賞・日本ダービー・有馬記念の3代制覇がかかっているんですけど・・・(メジロの天皇賞だけでしょ、今の所)。 この年のメンツも凄かったと記憶している。セントレジャーを勝って、凱旋門賞2着の「欧州最強牝馬」ユーザーフレンドリーが1番人気で、「豪州最強」を名乗るナチュラリズムが2番人気。 直線、ナチュラリズムとマッチレースになったとき、「こんなにオヤジ(岡部)が必死になることがあるんか?」と思うぐらいオヤジはテイオーを追ってましたね。今、VTRを見るとすごく新鮮です(笑)。 このトウカイテイオー、4歳以降はその「怪物ぶり」が薄れた印象がありますが、グラスワンダー同様「ここぞ」というときのパフォーマンスは最強馬のそれでしたね。つくづくも故障が悔やまれる1頭だったと思います。
③凱旋門賞馬1
初めて見た「凱旋門賞馬」はトニービンだっただろうか? 次の年にキャロルハウス、エリシオ・モンジューと来ている訳ですが・・。「エプソムダービー馬」・「アーリントンミリオン馬」・「キングジョージ馬」・「BCターフ馬」・・・・・。色々来ていますが、「オセアニア最強馬」と並び、私の思考を狂わせる存在、それが「凱旋門賞馬」です。 エリシオが来たときだったか・・・・、「絶対に勝つ」と思ったのは。行きましたがな、混み合うGIの日の府中まで。エリシオの単勝を5万買うために!(笑) が、ここでくじけんのが、私の悪い所だ。エリシオが馬群に沈んだ瞬間、「勝つまで(凱旋門菖には)倍々でつぎ込んだる!」と宣言・・・・・・・。その2年後にまた地獄への入り口が待っているっとも知らずに・・・。
④凱旋門賞馬2
2年後に来たのは、あの「エルコンドルパサーに勝った」馬・モンジュー。このときほど、理由もないのに「この馬が勝つ」と思ったことはありません。 もちろん、2年前の宣言通り、単勝10万行かせてもらいました。 直線、スペシャルウイークの後から、スペシャルの半分ぐらいの勢いで追い上げてくるモンジューとマイケル・キネーン。 実は、残り50Mまで勝つと思ってました(笑)。 残り、50M。「あ、これは届かん」と思ったときの心境と言えば・・・・・。本命の大学に落ちたときや、彼女にフラれたときの100倍はショックでしたね・・・・・。 という訳で、今度来る凱旋門賞馬にベットする金額は20万! 頼むから、3桁になるまで勝ってくれ!(笑)
⑤オセアニア最強馬
来ないっすね、最近。この「オセアニア最強馬」。最後に来たのは感冒で取り消した(親仔2代で取り消し。ある意味、ルドルフ・テイオーの親仔で勝つよりスゴイかも知れない。)セイントリーじゃないかな。 が、このオセアニア最強馬。ホーリックス・ベタールースンアップ・ナチュラリズムと結果を出してる有りがたい存在です(レッツイロープとシャフツベリーアベニューにはちょっとだけ騙されたけど。だいたい、レッツイロープとナチュラリズムの連複を持っていた奴は日本に何人いたのだろう?) やっと今年、オセアニアとの検疫がちょっと緩和されたみたいなんで、また昔のように「オセアニア最強馬」に来て欲しいですね。何せ、「オセアニア最強馬」は中3日とかでGIを連勝するんですから、JCダートとJCの両方を勝つような馬が現れるかも知れません・・・(笑)。