遅れました。直前の予想になてしまいましたが、今回は書いておかないとならないレースでしょう。キヨヒダカが持つ伝説のレコードを破る一世一代のチャンスですから、今回は。「馬場が例年より重い?」そんなん関係ありません。第1回、第2回を越える爆裂レコードを期待します。
1…ゴールドアリュールとアドマイヤドンの比較
盛岡での時計が違うのは認める。が、大井での時計をカネツフルーヴと比べると、その差は0.4(ともに稍重)。並みの3歳馬が出す時計じゃない。カネツを基準に「どちらが強いか?」と言われれば、素直にゴールドの方だと思う。
しかし、今回の問題は「マイペース逃げ」ができないこと。それを考えると条件イーブン(両方ともに中山1800になるのはプラスだし)だと思う。
2…展開
これが今回は考えるだけでワクワクする。「絶対に逃げる」と言っているアブリーズ陣営に、スマートボーイ。そして、アルアラン・ゴールドアリュール・カネツフルーヴという「行ってナンボ」の馬達。が、スマートボーイはテンの遅いだけに多分、行けないはず。そうなると、ペースを握るのは、アブリーズということになる。正直、展開は「ロードスターリングの第1回」そのままの殺人ラップが刻まれるのではないでしょうか?
3…各馬の評価
プリエミネンス…5着馬を当てる馬券があれば、イの一に買いたい。ようするに、この馬より強い馬を4頭考えればいい、という「基準馬」。
アドマイヤドン…前回も書いたように「マイラー」であると思ってるだけに、中山1800に変わるのはプラス。が、絶対にゴールドより弱い。この馬が来るなら、1着・ゴールドの馬単しか考えられないが、そこは「展開」が後押しする。正直、悩む1頭。
リ-ジェントブラフ…プリエミネンスより弱いので、いらない。
トーホウエンペラー…巷の評価より、このサイトの予想家の評価が高いが、そりゃそうでしょう。地元開催のJBCを蹴ってまで臨む意気込み・「フェブラリーS時とは比較にならない」という体調。そして、圧倒的に向く展開。買うなって方がおかしい。
カネツフルーヴ…プリエミネンスよりは強い。が、この血統(ロジータ系)は中央の軽い砂が合ってないと思えるし、鞍上がね・・・。厳しい展開だってわかってて、腹を括れないタイプでしょ。レギュメンの二の舞ちゃう?
レッドサン…弱い。それ以外、言うことなし。
リーバスゴールド…外国馬の中では唯一買ってもいいと思う。が、「右回りの経験がない」って・・・・。もしかして、ソビエトプログラムの二の舞になるんでは、という心配が・・・(笑)。
ゴールドアリュール…鞍上がタキさんじゃなければ、買わない。が、イメージとしては「トゥザヴィクトリーのドバイWC」みたいなレースをすると思われる。もしかしたら、アブリーズではなく、この馬が行くとすれば、爆勝も覚悟しなきゃならないやろ。
ゴールドアリュール…鞍上がタキさんじゃなければ、買わない。が、イメージとしては「トゥザヴィクトリーのドバイWC」みたいなレースをすると思われる。もしかしたら、アブリーズではなく、この馬が行くとすれば、爆勝も覚悟しなきゃならないやろ。
イーグルカフェ…鞍上の所に「デット」と書いてなければ、無視するんだが・・・。圧倒的に向く展開・鞍上の豪腕。買わざるを得ないでしょう・・・・。
ダブルハピネス…人気なさすぎ。展開も向くし、体調も良さそうだ。
アブリーズ…アリダー×ダンチヒってアメリカの極上血統だよなぁ~。でも、今回勝つようだったら、ドバイも勝てるで!
アルアラン…カネツに同じ。展開が厳しいのに、鞍上が腹を括れない馬はダメだよね。
パプウス…弱い。ドイツでこの成績じゃ、買えという方が無理。
ハギノハイグレイド…この馬、弱くなったね。東海Sのレコードは、「ロウソクが消える最後の~」だったような気がする。
スマートボーイ…逃げれないとわかってる逃げ馬を買うつもりはない。
ビーマイナカヤマ…何しに来たかわからない。
4…結論
実はこのレースは簡単なんですよね。1回目・2回目の結果を見ればわかるように「ハイペース」→「1着馬・横綱相撲」→「2着馬・後方一気」の決まり手。中山になってもこれは変わらないと思う。
そしてもう1つ。南部杯出走馬と武蔵野S勝ち馬で決まってること。となると・・・、
トーホウエンペラーからダブルハピネスが大口。イーグルカフェ・リーバスゴールドが小口。
ゴールドアリュールからトーホウエンペラーを大口。ダブルハピネス・イーグルカフェ・リーバスゴールドが小口です。
アドマイヤドンは敢えて無印。今回は(ドンとゴールドとの)「馬の強さを見る能力」を問われていると思う。私は「ゴールドアリュールの方が強い」と言った以上、買う段階で、信念を曲げません。