ドバイ・エジプトツアー③

今日(3日目)でドバイともお別れである。が、大事な大事な所に行っていない。そう、この旅の(オレは)最大の目的である競馬場だ。
本当は、ドバイワールドカップの日に来たかったんだが、その日にドバイ市内に宿を取ることは不可能だと言われ、断念したのであった。

そして、ドバイに着いて、競馬場は木曜と金曜(アラブ世界の休日は金曜日)にやってること(この日は火曜日)、競馬場ツアー(朝、調教や厩舎観光ができる)があることを知ったのだが、敢えなく満員だということで、「あーん、ドバイまで来てナドアルシバ(競馬場)を見れないなんてー」と思っていたのだが・・。
ダメもとで、ツアーの主催者に電話する。「あのー、競馬場の見学って、個人でできるんですか?」と聞いたら、「競馬場は出入り自由ですよ。いつでも門は開いてます」とのこと! マ、マジ! 日本の競馬場じゃ有り得へん!

という訳で、この日の朝、競馬場までタクシーで向かいました。ジュメイラビーチから約30分って所でしょうか。もちろん、砂漠のド真ん中。

 

競馬場に着く。隣はドバイ唯一のゴルフ場(もちろん、作ったのは殿下だ)。門をくぐってスタンドに入る。スタンドは意外と小さい。札幌競馬場と同じぐらいか?
が、競馬場のデカさは半端じゃない。ゴール前から4コーナーが見えないどころか、バックストレートがどこにあるかわからないぐらい広い!
ちょうど、調教中の馬が通りかかって、日本語で話してたところ、馬に乗っていた人が「観光ですか?」と日本語。ドバイにも日本人(しかも女性)の調教助手がいるんですよ。世界は狭いつーか、競馬に国境はないと思ったね。

スタンドと馬場を見たあとは、「ゴドルフィンミュージアム」へ。ここは、殿下が世界各地で獲得したトロフィーが置いてある、「自慢の館」だ。(漢字で書いてあったんで、ハートレイクの)「安田記念」が一際目立っていた。過去の名馬(もちろん、ゴドルフィンの馬だけ、しかも英語)のレースも見れるが、殿下はまだKYダービーを取ってないんだよねー。その執念を感じる場所でもあります。

 

競馬場から帰っても、まだ10時だったりして。この日のオレは頑張った。という訳で、ビーチでリラックス。と行きたかったのだが、あいにくの曇り空で寒いの何のって。残念ながら、あんまりリゾート気分を味わえなかったわ。

夕方のエミレーツでカイロへ。時差が1時間、フライトが3時間で計4時間の旅。
カイロに着いたら、すっかり夜やった。カイロもドバイと同じで、そんなに暑くない。けど、カイロ空港のショボさって言ったら・・・。ドバイ空港からすると、そのギャップにびっくりするわ。

 

空港を出て、4日間、旅を伴にすることになる、ガイドのモっちゃんの案内を受け、宿泊先である、エジプトマダム御用達の「ラムセスヒルトン」に向かう。
しかし・・・、カイロの運転マナーって北京と同じや。この感覚、本当に久しぶりに味わったね。カイロは、北京より車がボロイけど(昔、ソ連と蜜月だった時代があるので、ソ連製の車とかがまだ走ってる)、ケッタがいないだけ、かなりマシな感じはしたね。
この日の夕飯は、日本から持って行ったカップラーメン。たまにこういう地味なメシがいいのよ、海外旅行は。

④以降はまた後日・・・。

 

 


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