鬼講義:JC2011

いやー、印通りで当たったのって、久しぶりちゃう? 金額はみ出てるけど(笑)。フィフスは2着しかないと思ってたから、馬単でも当たった自信あったけど、万馬券やし、(2頭の人気差からすれば)配当そんなに変わらんだろ、と思ったら、馬単は倍近いっていうんだから、嫌になるわ(笑)。
で、12年ぶりに凱旋門賞馬の来るJC。忘れもしないよ、モンジューのことは。単勝10万買ったのは、後にも先にもこのときだけだけだから。ゴール10m前まで、(ワープして)勝つと信じてたしな(笑)。しばらくしゃがんだまま声が出なかったが、15分後、(捨てる神あれば拾う神あり、とはこのことで)遊びで買ってた小倉メインで7万以上返ってきて、速攻立ち直った(笑)。
ちなみに、その3年前のエリシオは府中で見てたなぁ(このときは単5万円)。で、今回のデインドリームには単20万!と言いたいが、オレも大人になったんでな(笑)。

昔話はこれぐらいにして、今回のJC。もちろん、デインドリームの取捨がすべてなんだろうけど、個人的にはそれ以上にブエナビスタやなぁ。
って、ここで文字数オーバーしちゃった・・・。

 

①ジャガーメイル…去年よりは順調なようだが、明らかにパンチがなくなってきてうよ。これが歳を取るということかね。これが春の天皇賞とかなら考えるけど。メルボルンCが良かったんちゃう?(笑)
②ブエナビスタ…弱くなったのは確かだと思う。では、勝てないほど弱いのかと言えば、そうでもない。「展開が向かなくても、体調が悪くても、圧倒的な力差で勝つ」ことができなくなっただけだ。で、今回。叩いて、内枠引いて、パンパン良馬場の「スローの切れ味勝負」っていう、願ってもない展開なんだな。ウオッカもそうだったが、JCは力が衰えはじめた馬が「燃え尽きる」恰好の場所。有馬はパスしてもいいから、「伝説」見せてくれよ。
③ローズキングダム…(去年は)斜走されたとはいえ、ブエナに差し負けてるうえに、天皇賞では、得意なはずの2000で不発。ただの弱い者イジメする「元」GI馬になっちゃったね。
④オウケンブルースリ…舞台は整ったがな。ウオッカの偉大さを見せつけて欲しいという願望はあるが。が、トレイルブレイザーに負けてるようじゃな。

⑤トレイルブレイザー…スクリーンヒーローになれるかって? 無理だろ。それが、グラスとゼンノロブロイの違いだな(笑)。実際、(シンンボリクリスエスと同じで、自身とは違い)ゼンノロブロイ産駒は2000までだよ。2400になると切れが格段に落ちる。サンテミリオンとかペルーサのせいでこなせるように見えるけど、グラスやキンカメ産駒と違って、本当のGIでは厳しいよ。
⑥トゥザグローリー…だから何でマイチャン行かないの? 1年無駄にしただけやんか。もともと、JC勝つような底力のある血統じゃないしなぁ。あ、JCダート行けばいんやわ!(笑)
⑦ペルーサ…いやぁ、天皇賞は予想通りの末脚でどうも!(キッチリ3着)。でもー、2400のGIであの脚が出せないのは実証済みなんでね(笑)。言い訳も見えるで、「スタンド前発走で、観客の声を気にして、ゲート遅れたから」。
⑧ヴィクトワールピサ…ドバイはある意味、「2000のスペシャリスト」を証明してくれたね。もちろんそれは、2400をこなさないって意味じゃないけど、休養明けで極限の上がり勝負。この馬のレースにはならんやろ。

⑨サラリンクス…モンジューの仔か・・・? どうも、外国人の中でスミヨンは信用おけないのと、BCじゃなくてカナダっていうのがなぁ。勝った相手もジョシュアツリーやし。
⑩キングトップガン…玉砕逃げする? そうすれば、レースは面白くなるけど、馬券が当たらなくなるような気がする(笑)。
⑪ミッションアプルーウド…よわ! まぁ、ケープブランコ程度に蹂躙されてるのが、アメリカの芝馬の現状やしな。ただ、たまにサラファンみたいのがいるけど・・・。
⑫ウインバリアシオン…今回、唯一にして最大、悩む馬だな。スローでも確実に飛んで来れる脚、府中コース・2400との相性を考えれば捨てきれん馬だが、今年の3歳牡馬のレベルが全くわからんからな(この馬が来るようなら、オルフェーブルの有馬は固いと思うが)。しかし、トーセンジョーダンやヴィクトワールピサより人気があるって聞くと、買いたくなくなるな。

⑬デインドリーム/⑭シャレータ
今年の凱旋門賞と天皇賞はレースを見ると、非常に似ているのがわかる。
①豪華メンバーが揃ったが、決着はあっけなかった
②レコード決着でバカな逃げ馬がいた(トレジャービーチ/シルポート)
③後方に位置した「実力を認められてたが、人気のない」伏兵馬が勝った
④「究極の末脚」を持つ牝馬が内に閉じ込められて、真価を発揮できなかった(スノーフェアリー/ブエナビスタ)
つまり、デインドリームはトーセンジョーダンだと思えばいい(笑)。それでこの人気差、おかしくね?
そして、この2つのレース最大の違い、それは「追っかけた馬」の着順だ。天皇賞のエイシンフラッシュが6着だったのに対して、シャレータはスノーフェアリーの猛追を凌ぎ、2着に粘った。それでこの人気差、おかしくね?(←くどい)

(どの新聞も大きくは書いてないが)凱旋門賞のシャレータは、サラフィナのペースメーカーだったことを考えれば、結果の5馬身差も大したことないように思う。
シンダーはどうも、(ガリレオやモンジューと違い)ヨーロッパでは苦戦しているようだが、それは逆に、府中に向くと信じたよ。

⑮エイシンフラッシュ…これも勝つようなら、札幌のホステスとは別れて正解やろ(笑)。天皇賞は思ったようなレースにならんかっただけで、着順は悲観するようなモンじゃないが、ダービー程度(ローキンに勝った程度)の末脚がブエナビスタとデインドリームに通用するとは思えんわ。
⑯トーセンジョーダン…で、この馬。ないとは思ってない。けど、JC勝つのはまだ早いでしょ。ハイになってデインドリームとスピード勝負、グタグタになって底力をシャレータとスレイ勝負、スローの切れ味をブエナビスタとパワー勝負(スピード/パワー/ステイはダビつく用語ね)、全部勝てそうな気がせんわ(笑)。

◎⑭シャレータ
○②ブエナビスタ
▲⑮エイシンフラッシュ

馬単:⑭→②2000、ウラの②→⑭4000
馬単:②⑭→⑮1000、⑫⑯500
相当自信あるよ!(笑)


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