Breeders’ Cup World Thoroughbred Championships-2021

はいどうもー。金沢からデルマーまで、競馬がやってる場所では、どこでも予想するプライムです。しかし、すぐに「World Champion」ってつけたがるのは、アメリカ人の性なんかね?(笑)
デルマーのダートコースは、1周1600メートルで、中に芝コースがあるというので、それって盛岡とほぼ同じやん、と。盛岡に世界(ゴドルフィンやクールモア、そして社台グループ)から馬が集まるって考えたら・・・、大したことないわ。南部杯に毛が生えたぐらいやろ?(笑)

何故、馬券が買えるのが、フィリー&メアターフ、マイル、ターフ(日本馬が出てもいない)の芝3つで、日本馬が出てるにも関わらず、ダートマイル、スプリント、ディスタフが買えんのかは、訳がわからんが・・・。
発売が1時からってことで、オッズがわからんのが辛いが、逆にオッズに惑わされることもないので、いい方に取っていこう。

●フィリー&メアターフ
①ゴーイングトゥベガス…父のゴールデンセンツはストームキャットのひひ孫(=4代父。アメリカの種牡馬は回転はえーよ)で、BCダートマイルを連覇した馬。で、何故芝2200? いかにも先行力をいかした軽い感じのスピード馬って感じなんやろ。あまり買いたい馬じゃないが、盛岡だと考えたら、必要な馬かもな。
②ポケットスクエア…ヨーロッパで結果が出ずにアメリカへ。まぁ、よくあるネタだが、それがポンポンと勝つとこに、アメリカの芝レースのレベルがわかるわな。地方転厩ってイメージかね。
③アカネラ…普通に弱いし、何か隠れてるものがあるような気もしない。
④ルジール…こちらもダンチヒ→グリーンデザート→インヴィンシブルスピリット→テリトリーズで、ド短距離志向なんだけど・・・。前走は長い直線をいっぱいに追っての「バテ合い」を制したように見える。デルマーの芝で、そんな競馬にはならんよ。
⑤クイーンスプリーム…南ア出身で、今回が2戦目。せめて、前走からアメリカで走っていれば、って感じだし、そもそも南ア最強ってレベルでもないので、話にならんやろ。
⑥ラブ…(凱旋門賞で対抗にしたぐらいだし)前に行ける、左回りもオークスを楽勝してるんで、実力は断然。しかも、(凱旋門賞で書いたように)前走は62キロ、キングジョージは59キロを背負ってるんで、56キロは楽勝でしょ。が、体調があまりよろしくないようで・・。ただ、この馬が全く敵わなかったアダイヤーが、凱旋門賞から中2周で臨んだアイリッシュチャンピオンSで、爆死(万全のローテで臨んだミシュリフも)したぐらいなので、ヨーロッパの中距離馬は層が厚いのは間違いない。しかし、パドックを見れる訳じゃないし、どうしようかねぇ?
⑦ウォーライクゴッデス…父のイングリッシュチャネルはBCターフの勝ち馬(その父、スマートストライク)。ただ、アドマイヤムーンに負けてるけど(ドバイデューティーフリーで12着)。まぁ、アメリカの芝馬のレベルってこんなものだ。小頭数の長丁場しか経験ないし、イメージ的には、中京のダート2300を連勝して東京大賞典に来た感じ?
⑧ラヴズオンリーユー…2200も左回りもいいと思うが、小回りがな。結局、この馬って、京都がベストで、府中まででしょ。シャティンはまんま、坂のない京都だしね。コーナリングしながら加速できないと、アメリカでは厳しいし、底力勝負が向いてる馬じゃないので、スパッと差し切るレースにならないといかんけど、そうなりそうにはないので、勝つのは難しいんじゃないかな?
⑨マイシスターナット…こちらはトライマイベスト→ロイヤルアプローズ→アクラメーションで、これまたド短距離血統。まぁ、アメリカも香港と同じで、短距離は厳しく、中〜長距離は緩いっていう典型的な馬かな。
⑩オーシャンロード…未勝利戦しか勝ってなくて、イギリスオークス6着。無茶やろ。
⑪ドッグタグ…ゴーイングトゥベガスすら捕まえれない馬。が、今回はラブがゴーイングトゥベガスもウォーライクゴッデスも潰すはずんで、チャンスあるよ。
⑫アウダーリャ…ゴーンウエスト→イフラージ→ウートンバセットという、由緒正しき、アメリカの短距離馬。始まりがミスプロなんで、ダートのスピードはノーダンダンサーとは違うよ、ってこれ、芝2200のレースだった(笑)。前走(オペラ賞)は完全に展開に負けてるので、小回りのデルマーでルジールに負けることはないと思うけど、ラブには敵わないよ・・・。ただこれが去年のフィリー&メアターフ、アメリカの1番人気・ラッシングフォールに勝っちゃうのは、ヨーロッパとアメリカのレベル差かな、と。そりゃ、ラヴズオンリーユーが勝つためにここを選んだのがわかるわ(ラブがいたけど)。

◎⑥ラブ
○⑧ラヴズオンリーユー
▲⑫アウダーリャ
△⑪ドッグタグ
馬単:⑥→⑧4000、⑥⑧→⑪⑫1500
ラブがマトモなら、前を潰して、そのまま終わり。あとは、ラヴズがネジ込めるかだけ。最後、脚が上がれば、ラヴズにもチャンスあるやろ。

●マイル
ヤバイ、フィリー&メアターフの予想に1時間半もかかってしまった。明日は、朝起きて、BC見たら、東武ワールドスクエアに行くんだよ・・・。
①マスターオブザシーズ…ベンバトルに負けてるようじゃ、まだまだだな。
②スムーズライクストレイト…モーフォーザに連敗中も、前に行ける脚質と内枠引いたのは買いでしょ。
③スペースブルース…1400までの馬だが、メイダンで2回負けてるように、距離より小回りと左回り適性が気になるな。
④レイジングブル…こういうマイルに特化して、しかも間隔空けて走ってる馬、好きよ。人気もないようだし、穴で買いたい。
⑤ヴァンドギャルド…ドバイはメンツに恵まれすぎた。マイルより1800の馬だと思うし、ここはないかな。
⑥モーフォーザ…明らかに小頭数のターゲット馬(スムーズライクストレイト)を交わしただけの楽な競馬、同じことを14頭立てでできるかは非常に怪しい。そもそも、多頭数でやったのが、ペガサスワールドカップ・ターフだけで、しかもそこは惨敗なんで、買う方が難しいわ。
⑦インラブ…ブラジルに行ってたのは知ってたけど、まさか、こんなとこで会うとはね、アグネスゴールド。今見たら、ブラジルでは無敗の牝馬三冠馬も出したそうやないか。盛岡のマイルをアグネスゴールド産駒が走る、といえば、イメージは合うかな。けど、GIと言われるとちょっとな。
⑧ヒットザロード…取り消し
⑨マザーアース…短距離では安定して走ってるのに、ちょっと使いすぎだよなぁ。金が欲しいなら、日本でゆっくり稼げばいいのに。マイチャンとか勝ったら、ヨーロッパのGI、5勝分ぐらいあるぜ(笑)。多分、このあとは香港なんだろうけど、グランアレグリアにシュネルマイスター、さらにゴールデンシックスティがいるんで、ここで勝負のはずだが、なら何故、10月に2回使うのかぁ?
⑩ブロウアウト…多分、これが逃げるんだろうが、スムーズライクストレイトに捕まると思う。
⑪ガットストーミー…一昨年がマイルで2着、去年がターフスプリントで5着か。成績を見る限り、スプリントよりマイルの方が良さそうなのに、何で近走は1200ばっかなのかな?
⑫パールズガロアー…マザーアースにもしっかり勝ってるし(60.5キロで2着、向こう58キロで3着)、ローテもいい感じ。前走でスペースブルースに負けたのは、1400と重馬場ということしておこう。
⑬カサクリード…普通に弱くて、マイルも向かない。以上。
⑭アイヴァー…こちらもブラジルのアグネスゴールド産駒、去年は2番人気で4着。うん、ゴールドがマイチャンに完調で出てたとしたら、そうな感じだったと思うよ(笑)。さらに今年は思うようにレースも使えてないしね。
⑮リアルアピール…ドイツ産の短距離馬って初めて見るが、成績を見る限り、とても弱い(笑)。

◎⑫パールズガロアー
○⑪ガットストーミー
▲②スムーズライクストレイト
△④レイジングブル
馬単:⑫→⑪2500②④1500
馬連:⑪②④ボックス1500
モーフォーザが1番人気って、そんなに簡単か? ここは笠松じゃないぜ(笑)。

●ターフ
といいながら、また1時間かけてしまった・・・。
①ロックエンペラー…フランスからの転厩馬か。普通に弱いな。
②ユナイテッド…取り消し
③ドメスティックスペンディング…取り消し
④アストロノート…G2勝ったとか言っても、53キロのハンデ戦だしな。
⑤トリブヴァン…先行力は買うが、今回、先行馬が多すぎる。
⑥アクリメイト…アストロノートと五分。これも逃げ馬で展開苦しい。
⑦ウォルトンストリート…ベルリン大賞でトルカータータッソ(2着)に1馬身差3着も、ドバイでラヴズに3馬身差の4着。カナダで弱いものイジメしてきての参戦はなかなかいいけどな。
⑧ブルーム…タキさん→フランキーで、重のロンシャンから小回りのデルマー。オーストラリアの左回りだし、黙って買っておけ。
⑨シスファハン…バーデン大賞でトルカータータッソの1馬身差2着なので、ウォルトンストリートと同じぐらいか?(アルピニスタとの差もほぼ同じだし)ただ、こちらはドイツを出たことがないので、そこが問題やな。
⑩ユビアー…ヨーロッパでは重賞レベル、アメリカでオープン楽勝っていう、普通のヨーロッパ馬だな。見た感じ、長距離向きではないと思う。
⑪グーフォ…アメリカじゃ、強い部類らしいが、ロックエンペラーに負けてるようじゃ、レベルが知れる。ジャパンよりは強いみたいだが。
⑫ティオーナ…フィリー&メアターフじゃないのは、自信があるのか、距離かどっちや? 前走はハゲ(オリビエ)が上手く乗っただけのように見えるけどな。
⑬タルナワ…負ける理由を探す方が難しいわ。(フィリー&メアターフのとこに買いたけど)アダイヤーが負けたように、極悪馬場のあとの疲れだけやな。凱旋門賞は雨が降って評価を落としたけど、セントマークスバシリカに3/4差の実績は断然やって。
⑭ジャパン…もう、アメリカや香港でも厳しいよ。
⑮ボリショイバレエ…普通にユピアーに負ける馬。
⑯チャンネルメイカー…去年の3着(タルナワに1馬身とハナ)、ドバイターフを勝ったロードノースに先着。が、最高の瞬間だったろ。

◎⑬タルナワ
○⑧ブルーム
▲⑦ウォルトンストリート
△⑨シスファハン
馬単:⑦⑨→⑬1500、⑧1000
馬連:⑬ー⑧5000
まぁ、ヨーロッパの馬からだよね。ドイツ馬→タルナワの凱旋門賞VTRも期待。


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