本当に反省した。彼女にフラれたときよりも、競馬で10万負けたときよりも・・・・。人生でこんなに反省したことはないわ。えー、反省したこととは・・・・。 水曜日から1泊2日で、いつものように大阪に飲みに行ってきました。 金曜日の朝から、平針(運転免許試験場)で免停講習があるため、木曜日中に帰らなければならないので、ビールは1杯だけで我慢し、夜12時過ぎ出発。 吹田インターから名神で1時間。140キロ前後で走行し、米原まであとちょっとという所まで順調に来た。名古屋まであと1時間という所だ。 そんな140キロ走行中の私に後ろからパッシングをかます車が来た。「オレより早く走るとは?」と思いながら、160キロ近くまでスピードを上げ、譲ろうとした瞬間、バックミラーに見えたのは赤い回転灯・・・。「パ、パトやーーーー!」 「オ、オレか? いや、パトを抜かした覚えはないし、多分、事故やろ?」と思って減速すると、私の車の前に付けて、同じように減速する。「死、死んだ・・・・・・・・・。」
①どー見ても160キロは出した。 ②この区間の制限速度は80キロのはず。 ③アルコールの検査されたらどうしよう。 仮に80キロオーバーで(12点)、酒気帯び(12点)だったら、北海道でのスピード違反の6点に加え、30点や!(免許の点数は15点まで)。もう、場外まで飛んでく大アーチやで!(笑) 今までのドライブの思い出が走馬灯のように蘇り、残された子供達(車2台とバイク1台)をどうしようかと・・・・。 パトカーが停車し、パトカーの中に入るように言われる。免許証を出した後、何か言われたが、耳に残らない・・。「終わった・・・・」、ただそれだけだ。 それでも、そんな私を無視するように事務的に切符を書く警察官。「キミ、スピード出しすぎだよ。160は出してたでしょ?」・「ホントに危ないからね、ダメだよ」。そんなことわかってるわい!
「あ、あの何キロ出てましたか?」おそるおそる聞く。 「132キロ。本当はもっと出てたけど、測定した地点ではこの速度ね。」それでも52キロオーバーか・・・。 「あ、あの、ここは80キロ制限ですよね?」確かに「80キロ」という制限速度の看板を見たので、こう聞くと、「ここは80キロだけど、測定した地点は100キロ制限だったから、32キロオーバーね。」 マ、マジか? とりあえず、酒気帯びの検査もされなかったし(「飲んでるのか?」って聞かれたけど、「いやいやいやいやいや・・」って否定しまくった)、32キロオーバー程度(?)なら、6点で済む。 また7万以上の罰金を払うのと、合わせて12点ということで、90日免停なのは癪だが、免取を覚悟した身からすれば、軽いもんだ!
それからは、ルンルン気分で事情聴取。警察官の言うことに素直に従い、最後に「これにサインして」と言われたときに出てきたのは、青い紙(通称:「青キップ」)。「あれ、30キロ以上は赤じゃないんですか?」と言ったら、「高速は35キロまでは青だよ」。 マジっすか! 6点(30キロ以上)じゃなくて、3点ですか。しかも、罰金じゃなくて、反則金の25000円で済むんですか? さらに神様に感謝や! それでも、6+3=9で60日免停だけど、免取を覚悟した身としては、これ以上ないハッピーエンドやで! 明けて、朝。免停講習のために平針に向かう。6点なら30日で、1日講習なのだが、9点だと60日で2日講習になるため、変更の手続きがいるためだ。
しかし、私の運は上昇しているようだ。おそるおそる青キップを見せると、「今日捕まったんか? 運のねぇやっちゃな。今日、講習すると3点残るから、また後日来て。」と公安のオッチャン。 「いや、後日だと60日になるんで、今日終わらせたいんですけど」と言ったら、「エエわ、エエわ。30日にしとく。」 何て素晴らしいんだ、国家公安委員会! 交通警察の血も涙もない取り締まりをする警官に見習って欲しいわ! 彼のおかげで、今回の被害は反則金25000円だけになりました。 ホントに免許を取り消されていたら、もう一度免許を取る手間、その間の仕事を考えると、100万程度の被害じゃ済まなかっただろう。それが25000円程度・・・。 安全運転を誓ったものの、いつまで持つのかわからない自分が嫌です(笑)。 終わり