早いもので、もう有馬記念の時期ですねぇ~。もう競馬人生で16回目ですよ。が、まだ一度も当てたことがないという鬼門中の鬼門のGIであることも事実。1年で最も張り込むレースを当てたことがないという、そりゃ、年間プラスなんて夢のまた夢ですわな。という訳で、たっぷり15回かけて、私の馬券下手さを語っていきましょう。今宵は87年です。 本命…サクラスターオー。被害額…4000円。 記念すべき私の競馬デビュー戦にして、1番人気・骨折競争中止、3番人気・落馬というトンでもないレース。 この年は枠4-4で決まったんですけど、3(スターオーの枠)-4は持ってたんですよね。 当時は何とも思わなかったんですが、「幻の馬」スターオーの最後のレースをライヴで見たのは、今となっては、貴重な経験だったと思います。
よく考えたら、1日2本書かないと、有馬当日までに書ききれないことに気がついた。という訳で、今日は2本。 88年・本命…サッカーボーイ、被害額…2000円。マイチャンの勝ちっぷりを見たとき、「オグリよりサッカーの方が強い」と信じて疑わなかったね。結果、2500じゃ手も足も出なかった訳だけど、京都の1600での対戦を一度見てみたかった組み合わせだ。この後、オグリは様々な「激戦」を繰り返す訳ですが、そこにサッカーがいたら、と思うと残念で堪りません。 89年・本命…オグリキャップ、被害額…1万円。いやぁ、もう「世界レコードの2着と4着」1点で決まりだと思ってましたわ。未だに負けた理由がわかりません。「毎週出る、そして毎週勝つ」というある意味「理想の馬」だったオグリが、普通の馬だったことを認識させられましたね。
90年・本命…メジロアルダン、被害額…35000円。この年は「オグリ様々」だった。安田・宝塚と1点的中、天秋・JCはオグリを蹴っ飛ばして好配的中と、「アイツはオレの友達」と言えるような仲だったのに・・・・。最後の最後で「オレはオマエの友達じゃねぇ!」と裏切られたような気分でした。 正直、この年の有馬を今見ても感動できないし、中山で「オグリコール」(世界史上初めて馬の名前をコールしたのを聞いた・・・)をしたヤツラと同じ気持ちになることはできませんでした。 でも、このレース後(まだ競馬をはじめてなかった)ステージから、「いやぁ~、競馬って感動すんな」と電話があったとき、オグリの偉大さに気づきましたね。 その偉大な馬を「わかった」気でいた自分が、ムチャムチャ恥ずかしかった記憶があります。
91年・本命…ナイスネイチャ、被害額…1万円。このときはまだ「イブキマイカグラを後ろから差し切った唯一の馬」ネイチャの切れ味を信じて疑ってませんでしたね。マックイーンごときは楽に差し切ると思ってましたからね。が、実際にマックイーンを差し切ったのは、ダイユウサクでした・・・。わかるかっちゅーの! 92年・本命トウカイテイオー、被害額3万円。この年は思い出深い。テイオーとライスシャワーの1点勝負をしてました。「JCを勝った馬が有馬で負けるかい!」・「ブルボンに勝った馬がテイオー以外に負けるかい!」と言いきった覚えがあります。今考えても、この1点しか買いませんね。 展開は57秒台だった天秋と同じでも、実は有馬史上、稀に見るスローペース。有馬は得てして、こういうレースになりがちなのが、当たらない理由だということに、この頃気づきました・・・。
93年・本命…レガシーワールド、被害額…3万円。前の年は1円も買ってないレガシーにまた騙された。この年は仕方ないです。テイオーにあの走りを見せられては。ビワハヤヒデが勝たなくて、ムチャムチャホッとしました。 94年・本命…ネーハイシーザー、被害額…2万円。ナリタとの1点勝負。今考えると、外れて当たり前の無謀な買い目だ。この年のヒシアマゾンの強さには唸らせるものがありましたわ。それまではダイイチルビーかノーズフライトのどちらかだと思ってた「最強牝馬」の座はこの1戦だけでアマゾンのものになったと思います。それぐらいのパフォーマンスでした。 このあと、アマゾンが1つもGIを勝てなかったのは、鞍上と陣営がバカだったせいですね(笑)。
95年・本命…タイキブリザード、被害額…2万円。この年は一番惜しかったな。オヤジ(@ジェニュイン)に捨てられたタイキの本命はバッチリだったのに。相手(トップガン)が抜け。(これ、予想板にも書きますけど)私は、菊花賞馬との相性がムチャ悪いですわ。「買うと来ない。買わないと来る」ですから。タイキの相手は何を買ったかって? アマゾンとブライアンです(笑)。 96年・本命…ファビラスラフイン、被害額…1万円。全くヤル気のない有馬だった。ファビラスを買った理由はただ1点「JCに出てもない馬(ローレル・マーベラス・トップガンの3強)が有馬だけ勝って年度代表なんてチャンチャラおかしいわ!」っていうだけ。ファビラスに勝ってもらって、年度代表になってもらいたかった。しかも相手はホクトベガとヒシアマゾン。ヤル気の無さが伝わってくるでしょう・・・・(笑)
97年・本命…エアグルーヴ、被害額…2万円。この年ぐらいから「有馬は当たらないもの」というのが恒例になってきて、1点勝負とかをしないし、人気所を無難に買ってるような気がする・・・。何度やってもシルクジャスティスはわからんし、買う気もないですわ。 97年・本命…セイウンスカイ、被害額…3万円。この年のセイウンーエアは自信があったんですけどね。1点勝負でした。今思えば、グラスがセイウンに有馬で負ける訳はないんですけど、当時はグラスに対して「もう終わった馬」と思ってましたからね(半分、その見方は正しかったんだけど。実際、グラスは「壊れてた」し)。今でも思い出せますけど、この年の馬場は最高にヒドかったですね。有馬が一番、つまらなくなっていた頃だと思います。
99年・本命…ナリタトップロード、被害額…2万円。スペシャルとの1点勝負。事前の予想はグラスとの1点の予想だったけど、パドックでグラスの馬体重(+12キロ)とスペシャルの出来を見て、直前で変更した。スペシャルを買ったのは正解だったけど、さらにその上の答えがいるとは・・・。だいたい、レース事体もムチャムチャでしたね。あのスローで、後方にいるグラス。そして、それをピッタリマークするタキさん(@スペシャル)。 グラスを買っていたステージと向こう正面で「このまんまじゃ、共倒れやで!」と叫んだ記憶があります。 あの(絶好の展開、絶好の位置の)競馬で負けたテイエムオペラオーは、その後、どんなレースに勝とうが、絶対に評価しません。そう思わせる別次元の走りでしたね、あの2頭のこのレースにおける競馬は。 このレース以来、(違う意味での、クロフネの圧勝劇を除いて)「名レース」というのを見てないですね。
00年・本命…ナリタトップロード、被害額…2万円。懲りずにトップロード本命。的場さんなら何とかしてくれると思ったのに・・・。何の感動も変哲もないレースでしたね。 01年・本命…トゥザヴィクトリー、被害額…1万円。この年も全くヤル気なし。だって、メンツがショボかったんだもん。しかも、13頭立て。買えと言う方がオカシイわ。 が、今年は違いますよ。購買意欲をそそられてます。