上松瀬君、おめでとう!

知ってる人は知ってる。知らない人は知らない(というか、日本人の99%以上は知らないんちゃうん?)、地方競馬・名古屋の若手ジョッキーです。中央でも1・2度乗ったことがあると思いますが・・。が、彼。今日、交流重賞の名古屋大賞典を勝ちました! (多分)名古屋のジョッキーでは、ミノル(吉田稔)・丸野に続いて3人目ではないかと思います。 この上松瀬君ですが、デビューのときから知ってるんですよね・・(ミノルはさすがに知らないです。まだその頃は、地方にまで手を伸ばしてなかったので)。 ある暑い、暑い夏の日の午前中のレース。人気薄の逃げ馬に乗った19歳の上松瀬君は抜群のペース配分で後続を寄せ付けず、最後の直線に入りました。「マジか? そのままや!」という期待の中、残りはあと100m。本命馬は2馬身後方や! が、そこで彼はいきなり手綱を引っ張り、馬群に消えて行きました・・・・(←ステージによる実話)。

「もう少し上手いやり方があるやろ。あれじゃぁ、先輩に対する嫌味やんけ! 奴は大物になるか、すぐに消えるか、どっちかやで!」(ここの競馬場の暗黙のルールぐらい、我々は知ってますので。)とステージがこのとき言いましたが、どうやら前者への階段を歩き始めたかも知れません。3年後に間違いなく、ミノルがいなくなる名古屋競馬。ミノルの200勝分を持っていくのは、上松瀬君かも知れません・・・・・。

 


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