NFプッチノベル:あの頃・・・

2004年8月15日

 

 

 

昔、DOCの中川コロナでの大会で優勝した時の私の心境を、美化して物語として書きたいと思います(w(爆)

 

DOCのチーム戦、愛知ナンバー1を決める大会。

 

いや、東京の大会で優勝した「お家の龍」が出るとなれば、実質日本一を決める大会。それが、この中川コロナチーム戦。

 

しかし、チームメンバーとなっている私とエガさんは、当時もめ事をおこしていて全く口を聞かない仲でした・・・。

今思えば、チーム戦で出よう!と声をかけてくれたエックス君には不安を与えていたと思います。

こんな、状況でチームとして成り立つのか・・・。

私もそう思うところはありました・・・。

そんな不安はありましたが1回戦は難なく勝ち上がり。

迎える2回戦の相手は北海道チーム夢X・・・。

 

逃げはしょぼかったですが、差しの人たち。とくに2人が・・・。

やばい!かなり上手いよ。ぶっちゃけ、当時のお家のりゅうより上手いと思いました。

2回戦の相手がここか・・・

 

私達のメンバーは、逃げが当時逃げ専で愛知トップクラスの実力者エックス君。

差しが、抜け出すのが得意、が、それでいて実は堅実な騎乗をするシュパル君。

実力は間違いなくナンバー1のエガさん。

そして、当時私より上手いのはエガさんだけ、そう思い込んでいた私。の4人。

 

そして北海道戦・・・。正直なところ、全く記憶がありません(爆)

覚えているのは、エックス君とエガさんのおかげで試合に勝てた。

ということだけです・・・。エックス君が常に逃げポイントゲット。エガさんが差しで活躍。シュパル君も堅実に。

私が思いっきり足を引っ張りました。

久々のDOCで乗れていなかったというのは言い訳ですが、不甲斐ない、不完全燃焼な一戦でした。

 

その後は、ここを乗り切ればあとは楽勝(爆)あれよ、あれよという間に決勝へ。

この決勝戦は、チームらしさが出た、良い試合でした。

 

仲が悪かった私達は、作戦会議という作戦会議はしませんでした。

というか、私が話さなかったので、会議になりませんでした(爆)

 

しかし、レースが始まれば話は別。

シュパル君の考えていること。エガさんの考えていること。エックス君の考えていること。これが不思議とわかりました。

そのため、全く話さずとも、チームとして戦っていたのです。

 

数々の大会に出ていた「お家の龍」とのキャリア差はありましたが、読心術?で互角に渡り合いました。

 

そして、見事に優勝。

 

私は態度にあらわしませんでしたが、相当うれしかったです。

 

この大会がきっかけで、エガさんとも仲直りしました。

人を信じれない世の中ですが、この大会中は、チームメンバー全員を信じていました。

そして、何の疑いもしませんでした。

ある一つの目標に向かって仲間を信じること。

これは、とても大切なことです・・・。

今後、このように仲間を信じて取り組むこと・・・、無い気がします。

 

そういう面では、今考えるとDOCをやってて良かったと思えます。


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