●最高の菊花賞
最近、菊花賞らしいレース=位置についてヨーイドン!になってしまっています。競馬ファンとしては物足りないところです。そこで、最高の菊花賞は何だったのか?と振り返った時、あるレースが思い浮かびました。そう、ストライクイーグル、皐月賞馬アルデバラン、ダービー馬センコーラリアット、伏兵ディレッドスチールがそろった菊花賞です。え?そんな馬いない!?あ、すみません。漫画の話です(爆)漫画ながら、このレースは本当に面白いレースです。道中は淡々と進むも、3コーナーの下りを利用して後方にいた弓削(モデル騎手武豊)鞍乗のストライクイーグルがロングスパート。それにつれて各馬も動き、4コーナー出口でイーグルが先頭。コーナーで不利を受けてアルデバランは外へ。外からアルデバランが一気に襲いかかるも、スタミナが切れて脚が止まる!そこに、内を狙ったおさべ(モデル騎手岡部)鞍乗のディレッドスチールが突っ込む!そこがゴール!!京都競馬場の特色を利用した激しい消耗戦が展開されています。今回の菊花賞は・・・このような展開にならないでしょう。
●最高の天皇賞春
そして、このストライクイーグルとヤシロハイネス(モデル馬メジロマックイーン)の壮絶なマッチレースが展開されるのが天皇賞春です。ヤシロハイネスには弓削(モデル騎手武豊)、イーグルには板東(モデル騎手田原成貴)が騎乗。レースはヤシロハイネスとイーグルが競り合うでもなく併走しての2頭逃げ。これを見て刑部(モデル騎手岡部)は、この2頭に張り合う力が自分の馬には無いと思い、着拾いの方向に。ハイペースのままレースは進み、4コーナーで各馬が仕掛けるも、この2頭の作り出したペースに潰されていて皆脚が止まる。そして、直線では2頭の壮絶な叩き合い。決着してみれば3分14秒代台のレコード決着!上がり3ハロンは36秒台。しかも道中には、1ハロン13秒台が無く、全て12秒台!こんなレースが・・・・実際にあったらどんなに熱いでしょうか!?ま、ありえないですけど。