昔、DOCの中川コロナでの大会で優勝した時の私の心境を、美化して物語として書きたいと思います(w(爆)
DOCのチーム戦、愛知ナンバー1を決める大会。
いや、東京の大会で優勝した「お家の龍」が出るとなれば、実質日本一を決める大会。それが、この中川コロナチーム戦。
しかし、チームメンバーとなっている私とエガさんは、当時もめ事をおこしていて全く口を聞かない仲でした・・・。
今思えば、チーム戦で出よう!と声をかけてくれたエックス君には不安を与えていたと思います。
こんな、状況でチームとして成り立つのか・・・。
私もそう思うところはありました・・・。
そんな不安はありましたが1回戦は難なく勝ち上がり。
迎える2回戦の相手は北海道チーム夢X・・・。
逃げはしょぼかったですが、差しの人たち。とくに2人が・・・。
やばい!かなり上手いよ。ぶっちゃけ、当時のお家のりゅうより上手いと思いました。
2回戦の相手がここか・・・
私達のメンバーは、逃げが当時逃げ専で愛知トップクラスの実力者エックス君。
差しが、抜け出すのが得意、が、それでいて実は堅実な騎乗をするシュパル君。
実力は間違いなくナンバー1のエガさん。
そして、当時私より上手いのはエガさんだけ、そう思い込んでいた私。の4人。
そして北海道戦・・・。正直なところ、全く記憶がありません(爆)
覚えているのは、エックス君とエガさんのおかげで試合に勝てた。
ということだけです・・・。エックス君が常に逃げポイントゲット。エガさんが差しで活躍。シュパル君も堅実に。
私が思いっきり足を引っ張りました。
久々のDOCで乗れていなかったというのは言い訳ですが、不甲斐ない、不完全燃焼な一戦でした。
その後は、ここを乗り切ればあとは楽勝(爆)あれよ、あれよという間に決勝へ。
この決勝戦は、チームらしさが出た、良い試合でした。
仲が悪かった私達は、作戦会議という作戦会議はしませんでした。
というか、私が話さなかったので、会議になりませんでした(爆)
しかし、レースが始まれば話は別。
シュパル君の考えていること。エガさんの考えていること。エックス君の考えていること。これが不思議とわかりました。
そのため、全く話さずとも、チームとして戦っていたのです。
数々の大会に出ていた「お家の龍」とのキャリア差はありましたが、読心術?で互角に渡り合いました。
そして、見事に優勝。
私は態度にあらわしませんでしたが、相当うれしかったです。
この大会がきっかけで、エガさんとも仲直りしました。
人を信じれない世の中ですが、この大会中は、チームメンバー全員を信じていました。
そして、何の疑いもしませんでした。
ある一つの目標に向かって仲間を信じること。
これは、とても大切なことです・・・。
今後、このように仲間を信じて取り組むこと・・・、無い気がします。
そういう面では、今考えるとDOCをやってて良かったと思えます。