菊花賞 ディナースタについて

菊花賞に出資馬のディナースタが出走します。というわけで自分がディナースタについて、語らないわけにはいかないので、自分の見解を書きたいと思います。

現状のこの馬の一番のセールスポイントは、操縦性の良さです。わけて言うと、イレ込まない、引っかからない気性の良さと、仕掛けてからの反応の良さ。といった所でしょうか。顕著に現れたのが札幌の2戦。積丹特別では、軽く仕掛けただけで反応して一気にまくりました。トップギアを封印することで長く良い脚を使ったと思います。圧巻だったのが日刊S杯。いつものようにラスト6Fから仕掛けるも、前との差があり、焦ったであろう和生騎手が強く促すとトップギアに。ラスト5Fからの1Fのラップが推定11.7。雨降ってる札幌稍重、向かい風5m近くでこのラップ。スピードに乗りすぎてまくり過ぎたため、抑える素振りを見せるも、ルメールが追ってきたのであまり溜められず流すような走りで直線へ。トップギア入れちゃったからバテるはずが踏ん張って勝利。最後追い上げた2着馬はディナースタが仕掛けた時にスピードが無くてあまり脚を使えなかったのが、逆に良くて最後追い上げていました。ちなみにこのレースのディナースタは、中2週+馬体減で走れるギリギリの状態だったと思います。上記のことから、秘められた力はあると思います。

状態面についてですが、一週前追い切りはタイムこそ平凡ですが、タイムオブフライトの調教動画を見れば謎は解けます。

自動計測が終わった後、さらに追い出しています。その瞬間、併せた2頭を突き放しています。角居さんの言ってた3頭併せの状態把握をしていました。(3頭併せで内の馬に合わせてスローな調教になった時に、ゴールした後に残った力を発散させ、その反応で状態を見る)

最終追いを坂路でサッと済ませた所を見ると、かなり調子は良さそうだと思います。

そして、展開のキーマンに名前が上がっています。個人的には今まで通りのマクリを見たいです。この馬は、早い段階で脚を使う先行をしたり(プリンシパルもこれに該当)溜め過ぎると成績がよくないです。今回は、未勝利や積丹特別のような前半ゆったりからの前との差を詰めるマクリでお願いしたいです。

と、ここまで話して、ディナースタが馬券になるかと言われたら

正直、微妙だと思っています。

ですが、成長力に期待すれば馬券内も見えてくると思います。

応援は全力でします!

が、馬券は抑えまで。といった評価です。

理想は、この自分の評価のさらに上を行って勝利してくれることを願っています。


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