見解はあと一歩
馬券も最終的には結局馬連になってまって会心とはいかんかったわけやが
事前予想で状態が怪しい馬に本命対抗(馬券の軸)をつけるんは良くないわな
今回は馬券の妙味を加味すると
「12番人気を軸」にした3連複にせざるを得んかったっちゅうところもあった
馬券の妙味については
当てるんが大事っちゅう2020年と考えがかわって(きっかけはクリちゃんのエリ女)
参考にしてくれとる人がいる以上は自己満足だけではアカンなと改心した結果や
●ラップと馬場
Cコース変更でスピード寄りになる例年やが今年はスタミナが削られる馬場
勝ちタイムの予想も立てづらかった
見極められる目安として当日の同条件の「青嵐賞」
今年は「2分23秒2」で「過去10年で2番目」に速いタイムやった
やがその中身は逃げ馬が飛ばして前半59.3でペースとしてはハイペース
離れた2番手のリーヴルが押し切ったレースやった
終いの中身としては11.8 – 12.1 – 12.8(36.2)で2着馬が35.2
最後まで懸命に追っても12.8でガス欠したんやが2馬身差で圧勝
12.9 – 11.7 – 12.0 – 11.5 – 11.2 – 11.5 – 12.0 – 11.7 – 12.0 – 11.8 – 12.1 – 12.8
(レースを分析する身としてもどちらともとれるレースやった
終いが12.8で落ち込んどるんはやはり今年の馬場の影響があるっちゅう見方もできるしな
今考えると勝ち馬はラスト内目を通っとるわけやからこのレースに関してはラップに与える影響がモロやったかもしれん)
全体的にもラップの大きな落ち込みがない
こういうレースは後ろから差すんはよっぽどできん
近年の日本ダービーもラップを平均化するとガクンと落ち込む区間がない
平坦なラップになるから先行馬が有利になるっちゅう仕組みや(例年はただでさえ内もええしな)
今回のダービーはバスラットレオンがおって
「逃げ宣言」を公言しとったところから
「大きく離して逃げる」っちゅうんを予想しとった人が多かったはずや
そうなった場合「全体のラップも引き上げられる」っちゅう予想がつく
なぜなら「青嵐賞」で2番手先行の人気薄が最後の1Fガス欠しながらも2馬身差で粘りきったからや
しかも青嵐賞には「想定されるバスラットレオン役(離し逃げ)」がおったわけやしな
あれで粘れてまえるんやからダービーでは悠長に構えとったらアカンと
ケースが「ダービーと被る」と考えた騎手(や予想家)も多かったんやないやろうかっちゅうことで
騎手心理でも「先行」すべきっちゅうんが脳内に刷り込まれたはずなんや
あれで離し逃げのする馬の2番手付近のポジションがベストっちゅって考える騎手が増えたはずや
スタートがよくポジション取れる馬は狙いにいく価値があるってな
離し逃げと2番手には大きなスペースが生まれるやろ
そのスペースを逃げ馬と2番手集団の馬が上手く使うわけや
先頭は息を入れたり2番手集団は小脚を使って徐々につめたりな
道中のスピードを保つことによって後ろの脚を削っていく(仕掛けも遅らせられる)
実はミドルの一貫ペースっちゅうんが先行勢にとって優位に進められるペースなんや
(そりゃドスローで可愛がられて仕掛けが遅れて前が残るっちゅうんもあるがそんなもんダービーの騎手心理では許されん)
特に決め脚に長けとらん馬にとっては道中のスピードをコントロールすることで勝負しとるんや
(上がりの限界がある馬は限界値まで下げたり上がりのかかるレースに持っていく)
本番も逃げ馬バスラットレオンのペースに合わせてペースが流れる「はず」やった
そのまま一貫して流れれば先行馬有利の展開になるわけやからな
ポジションが固まってからはグラティアスがコーナーやのに2番手集団に加わっていったやろう
同じように小脚で近づいてったサトノレイナスもやし
ワンダフルタウンなんかも道中スピードを維持してく構えがみられた
その点からも各々先頭と2番手に生まれるスペースを活用しようっちゅう狙いが透けてみえたわな
先行勢の誤算はバスラットレオンが勢いよく先頭に立った後
大きく「ペースダウン」をしたからや
特に4F目から13.0- 12.3 – 12.4 – 12.8…
前半で先頭に立って目標になりたくない先行勢はそれに合わせてペースダウンするわな
落とし方が激しすぎるもんやから後ろを封じるために必要やった間のスペースもなくなった
このまんまの動きのない展開で4コーナーまでいけば
位置取りと瞬発力だけで決まる「クソレース」になってまうところやったが
(クソレース=当日の最終目黒記念は終い32秒台連発の前残りレース)
※前半5F 7.3 – 11.4 – 12.5 – 13.3 – 13.2の離し逃げを許し(追走義務違反レベル)
L5F 12.7 – 12.5 – 11.1 – 10.6 – 11.1 典型的なL3F戦
ルメール「騎手みんな寝とったわ」
ダービーでそんな甘えが許されるはずがない
※クソレースっちゅうんはあくまでワイの価値観やでな(;^ω^)
3コーナー辺りで後方に構えとった豊とデムーロが先頭集団に進出…これが「犠打」となって
残り5Fは11.7 – 11.4 – 11.5 – 10.8 – 11.6っちゅうロングスパート戦に移行したわけや
予想のポイントとして
「バスラットレオン」の動きを読むっちゅうんが大事やったんやないかと
鬼講師にしろクリちゃんにしろ怪神P様にしろ
ほとんどの人が一貫ペースで予想しとったと思うから予想の印が似通ったんやと思う
あと大事やったんは馬場
「馬場の外めはグリップが効いとった」っちゅうダンヒルさんの指摘通り
内目と外目ではクッション値が違っとった可能性が高い
A→B→Cとだんだんと柵が外側に移動していくわけや
去年痛んだっちゅうんは内目であって外目はさほど痛んどらんかったはずや
やから外目だけ空気を入れられたっちゅう可能性はある
やからA→B→Cと柵が外にズレることによって
今春の「スタミナが削れるバイアス」っちゅうんは小さくなっていったんやろう
おそらくやが内目は土トラック真ん中から外目はトランポリンっちゅう状態やったはずや
いっくんは入念に馬場を歩いて調べるでな
おそらく直線のあそこらへんはトランポリンやったんやろう
武史騎手にしてもわざわざ真ん中より外へ誘導しとったから
その点からも明らかに例年の馬場とは違うっちゅう意識があったと思うわ
外のトランポリン馬場はあの超後傾の持続型瞬発ラップを支えとる(たぶん直線も追い風やったんやないかな)
シャフリヤールは腐ってもディープやからトランポリンには強い
逆にエフフォーリアもサンデークロスはあるとはいえ父エピファ(ボリクリ)母型もハーツクライ
もちろん総合力でカバーできる範囲やったが
トランポリン適正を持つ素材A級のシャフリヤールがおったっちゅう不運やわな
ほんまにBコースのままやったら
傾向としてシンボリクリスエス強しやったからエフフォーリアの後押しになったと思うわ
「青嵐賞」の2分23秒2をレースの中身を考えることなく
そのまま受け止めれば勝ちタイムの予想はついたかもしれん
「2分22秒台」で決まると考えられればそれだけでシャフリヤールを拾えた人もおったと思う
ワイも土曜日は速くても2分23秒0程度の決着や考えとったけど
「青嵐賞」をみて22秒台がでるかもしれんっちゅうことで評価を下げられた馬も仰山おった
何度も言うんやけど2分22秒台の高速時計でも4F46秒(この時期やと45.6~7か)を切っとったらいっくら
前半ペースに落ち込みがあったとしても「強い馬」しか勝負できんのや
今回は馬場の助けもあって45.3っちゅうタイムになったんやがここまで来てまうと
道中小脚を使ったり前半ちょっとでも位置をとるために脚をつかったんが響く
現に先行馬全滅やろ・・・
巷では前半スローペースやから楽条件の瞬発レースっちゅう思い込みがよう見られるがちゃうねん
4角9番手からの先頭エフフォがトランポリンの助けがあってもでも11.6に落ち込んどるんやで
3~4コーナ中間までできる限りロスなく(追い出しの不利を受けん程度に加速しすぎず)回って追走し
4コーナー出口で外目に出し仕掛けを直線向いてからにしたいっくんのシャフリヤールと
コーナーを外に出たがるヨーホーを内に押しこみつつタイトに回る意識があった
4角12番手のステラヴェローチェだけがガス欠することなく走り切った
サトノレイナスは4角2番手からやから強いっちゅう見方ができる
トランポリン後半スピード競馬に適合したっちゅう見方もできるがそれを抜きにしても
思っとった以上にタフネスで国枝さんやルメールの自信は本物やったんかもしれん
シャフリヤールが通ったところまでがトランポリンの境界線と考えると
レイナスとは2馬身差つけられたが
先行して直線内から3頭目から走り切ったタイトルホルダーも格好をつけたといえるわ
●結論
勝負の別れ目は「スピード競馬の経験」と「4F戦経験」の有無
やからワイが予想としては「もう一歩」ちゅったんはそこで
「勝ちタイムが2:22.5のL5Fから動き出すL4F戦」っちゅうんがわかれば
全頭分析も終わっとったわけやし自ずと勝ち負けできる馬が絞られるわけや
4F戦の優秀な馬は「瞬発力持続力心肺機能」の高さを証明できる
スピード競馬は高速決着に対応できる「スピード維持力」の証明
ついでに加速ラップ勝利は「直線の持続的な速い脚」の証明
加速ラップ勝利は「爆発的に脚を使って終い落ちる馬」と違って末脚効率がええといえる
1着⑩シャフリヤール(共同通信杯4F戦3着・毎日杯スピード競馬1着・新馬L3F加速ラップ勝利)
2着①エフフォーリア(共同通信杯4F戦1着・百日草特別4F戦1着(2歳時))
3着⑪ステラヴェローチェ(共同通信杯4F戦5着※57キロ・朝日杯FSスピード競馬2着)
4着⑬グレートマジシャン(毎日杯スピード競馬1着・セントポーリア賞L3F加速ラップ勝利)
5着⑯サトノレイナス(阪神JF・桜花賞スピード競馬2着)
上位4頭は経験値が高いんがようわかるはず
ここでも健闘した5着のサトノレイナスの才能が光る
14着②ヴィクティファルス(共同通信杯4F戦2着)
池添はエフフォにプレッシャーをかけて巧くやったんやが
先行が仇になったんとあの状態ではどうしょうもないわ・・・
17着⑮アドマイヤハダル(若葉4F戦勝利※コンクリ)
後方から道中小脚(小脚どころやなく11.0秒くらい)を使う犠打(武の馬と一緒に)と
乗り替わりデムーロで結局最終追いで一頓挫あったのが響いた…あの状態ではどうしょうもないわ
経験馬はたったこの7頭でそん中でも経験値が高い馬が上位4頭を占めた
穴人気のグラティアス、タイトルホルダーはすべての経験がなく
ワンタンも道中小脚を使える長所もここでは響いてしまった形
残念だったのがヨーホーレイク
コイツは常に渋った馬場でしか経験がなく初めてのスピード競馬に戸惑った形
それまで上がり最速を譲ったことがなくポテンシャルは秘めとると考えられるが
どちらの経験もなかったんが痛手であったわけや
●反省
毎日杯や桜花賞のような高速競馬からのステップは
一貫ラップのダービーには直結しないっちゅうように見立ててまったんは
全てはバスラットレオンの離した逃げで「例年通りのラップ構成になる」っちゅう読みからやった
そこが間違ってまったから狂ったんやわ・・・
今回に関しては直結してまった(;^ω^)
参考にしてくれたみんなすまんな・・・
でも鬼講師クリちゃん怪神様まで(たぶん)同じ想定やったわけやし
ワイがそれを読むんは無理やろう・・・
マーさんやって難しい言っとったレースやし開きなおさせてもらうわ
プロのダンヒルさんでようやっと3連複やろ・・・
でもステラ軸っちゅう危ないもんやったし・・・
Eは3連単ズバリやったようやが(;^ω^)
どうせ「愛馬が勝つ」っちゅう展開を「願望」で想定した「狙い撃ち」やろ!
あれや去年クリちゃんがやったやつ
そうに違いないわ(;^ω^)
間違いないわ・・・
これを読むんにどんだけ労力が要ると思っとるんや…
狙いうちに決まっとる(;^ω^)
●各馬短評
①エフフォーリア
まず疲れが残っとるんが誰の目に明らかやったし直前は発汗も目立っとったな
前半押してった影響とペースダウンに掛かったんやがヤネの呼吸には合わせられとった
最後の直線はサトノレイナスのルメールを行かすわけにはいかんからしょうがない
もちろんもう少し仕掛けが遅ければL1Fでラップの落ち込みを抑えられたやろうが
それではこれまでの「エフフォーリア」を否定することになってまうし
型を崩して勝っても我らが鬼講師が許さん(認めん)やろう
前から言っとるんやけど浜中みたいに一気にガソリンを使うんはイカンっちゅうこと
先抜けを強みにしとる場合は特にL1Fの落ち込みをいかに抑えることなんや
悪い例はサートゥルナーリアや
アイツは中距離馬にも関わらずマイル馬のような脚(爆発的な回転アップ)の使い方をしてまう
やから最後が甘くなってまうんや
武史君に望むんはそういう癖をエフフォーリアにつけんことやわ
今回やって結局ガツンといってまったから甘くなってまった・・・
終い1Fを考えてスパートできれば早々後ろに差されることはない
(クリちゃんのエフフォ距離延長不安説はここいらから来とるんやないかと推察しとる)
武史君の思い切りの良さは武器やがバランスやで・・・
こんだけエフフォーリアを作ってきたんやから
あとはエフフォーリアに合わせたスパートをするとより強い競馬ができると思うわ
11.6のゴール後も一気に落ちる素振りはなかったから我慢の利く脚と根性はあるでな
それを最大限に生かしたってほしい
その辺りはいっくんを見習うとええで
いっくんは一気にピッチを上げることなく最後まで持続させるんに長けとる
シャフリヤールの脚の使い方をみればわかるでよう分析するとええわ
⑩シャフルヤール
強みになる要素を3種類全部持ち合わせとったしな
しかも毎日杯から馬体が大きく良化しとって心配しとった歩様も問題がなかったわ
結局毎日杯のスピード経験で最後差し返すスピード維持力が生きた形になったな
囲まれて追い出しが(グレートマジシャンが外壁)遅れる運もあったが
いっくんが完璧に追い出してくれた
割っていくタイミングが一歩でも遅れてまったら勝つことはできんかったでな
だって空いたと思ったら前におったワンダフルタウンも外に流れたでな
あっこらへんの判断は難しかったと思うで・・(;^ω^)
いっくんは騎乗の至らなさを自虐しっとったが
どんなペースでも大丈夫なよう7番手っちゅう好位置からの競馬
あとは「流れで」っちゅうポジショニングやった
位置をとれて体力のセーブできたっちゅうだけでも十分に乗れとったと思うで!
ワイはスピード維持力に強みがあるとみとったけど
新馬で加速ラップ差し切りしとったんをすっかり忘れとった
この短期間での成長も著しかったっちゅうことやわ
⑪ステラヴェローチェ
隼人にはコーナーをタイトに回る心がけがあって
最後まで冷静な騎乗やったと思うで…L1F最も速かったんはコイツやろうな
若干脚を余したかもしれんけど距離不安を抱えとっただけあって使い切る競馬にはリスクがあるでな
課題は折り合いやろうけど奥が深い馬やと思うわ
⑬グレートマジシャン
やっぱり力んでまっとったな…その辺りが解消されればこの先も面白い思うで
馬体もまだまだ成長途上や
4角でシャフリヤールの外壁になって閉じこめられたんやけど
コーナーを外で距離損をした分最後までもたんかったわな・・・
4角で蓋をしたことで逆にシャフリヤールをアシストした形にもなったわけや
⑯サトノレイナス
愚兄とはちゃうわ・・・内容から5着でも大健闘やと思うで!
名手2人に反応して小脚を使い4F戦で外を回って格好をつけるんはタフやないとできんことや!
最後辛くなって直線外に逃げてったが・・・これは「強い」競馬やった!
ゴメンナサイをせんとアカン…さすがクリちゃんが惚れた馬や
⑭タイトルホルダー
怪神P先生のポテンシャルを読む力は半端ないわ
2歳時は正直舐めとった…中山ならまだしも
当初はここまで総合力があるとは思いもよらんかった
やっぱし極悪界の人らの見る目はすごいわ
⑧ヨーホーレイク
折り合いを欠いたっちゅうんもあるわな
あの様子では「川田の競馬」ができんわ…結果脚を残せて良かったんやけど
直線前が壁んなってブレーキがかかってまったんも致命傷になったっちゅんもある
結局スピード競馬の経験値不足っちゅうんが響いてまったな
時計がかかる馬場しか経験がないっちゅうんは可哀想やった
馬体の完成度も結構高めやから維持していけるかやな…頑張ってほしい
●好走馬の今後
鬼講師が言うようにスピード競馬になってまって将来的な懸念もわいてくるが
1000m57秒(4F45.3)っちゅうレースは強い馬をあぶりだすレースになったわけやから「マシ」
っちゅう意味で悲観はしとらん
近年中距離戦として最も低レベルやったんが2分22秒5で決着したロジャーバローズの2019年や
前半ハイペースでそのまま内の利を生かして残っただけのレース
2着もマイル寄りの中距離馬ダノンキングリーでスピード競馬やったがそれとは違うでな
2018年なんかのワグネリアンは先行力(位置取り)で決まった前残りレースやった
3着にコズミックフォースやからな(;^ω^)
2014年のワンアンドオンリーも年も同じやな
そんなもん鬼講師でもようわかっとって年々価値が下がっとる危惧が生まれて当然なんやが
鬼講師の懸念は2016年のマカヒキの年に集約されるんかなと
この年のダービーはレベルが高かった…それなのに好走馬の後が芳しくない
これだけはちょっとおかしんや
抽象的になってまうんやけど「壊れた」これに尽きるんやないかな
サトノダイヤモンドなんかは馬体のレベルでは考えられんほどその後アカンかったし
マカヒキは遠征して帰ってきたらアレや
ディーマジェスティやリオンディーズが壊れたんをみると
マカヒキもサトノもダメージが残って競争能力が低下してまったんやないかと(早熟説もあるが)
この年のクラシックは過酷すぎたんとちゃうやろうか・・・
エアスピネル、レインボーライン、スマートオーディンは古馬でも活躍しとるんを見ると
メンバーレベル格ともに問題なしやったとワイは思っとる
原因はダービーのレースの質によるものやなく別にあると考えとるわ
目安としては位置取り内有利のダービーで中団外差しで決まっとる結果
2013年のキズナエピファのようなダービーは
格を保てとるっちゅうことやないやろうか(3着3番アポロソニック前残り)
今回は持続力も求められるレースになっとるし捲り競馬になっとる
「スピード」も重要やったけど挙げてきたような「総合力」っちゅうんも結果に表れとるから
ワイが今回のレースの格を楽観的にみとるんはその辺を加味してっちゅうことになるわ
22秒台っちゅうんは近年で2回目で
その1回はロジャーダノキンヴェロックスの位置取りレース
他の23秒台もほどんど先行位置取りレースやから
中には2勝クラスの青嵐賞より遅い年もあるくらいやしな
それらとは明らかにちゃうので「マシ」やと思っとる
ワイの想像力ではその辺が限界っちゅうところ
単純にスピード優先馬場っちゅうんは海外に出ていくにあたって
ちゅう意味では懸念せんとアカンっちゅうんはわかっとっる・・・
やがこの緩急持続経験は欧州競馬では役に立つんちゃうかな
これを先週までのBコースでやれればっちゅうんはもちろんあるけど
傍からみたら将来も活躍してほしいっちゅってただ擁護しとるだけかもしれんな
どちらにせよワイは今回の結果を「かばう」側に回らせてもらうわ
間違っとってもワイにはわからんでな
だいたい極悪界のメンバーが言っとることが当たるんや・・・
ワイは目の前のもんをみるんが精いっぱいやが
みんなは先々を見据えて考えられる目を持っとる・・・
その違いはあらゆる場面で感じとるわ
また未熟なこと言っとるわっちゅって生暖かい目でみたってくれや
●まとめ
ちゅうわけでみんな「バスラットレオンに騙された」でFA?
後ろから捲りをうたれるレベルやったんはほんまに擁護もできんクソ逃げやった
落差の激しいペースで逃げで最後まで可愛がってくれると思ったんか?
「逃げ宣言」をしておきながらあんなもん許されんやろ・・・
ダービーを先頭で引っ張るにはそぐわない逃げっぷりやったわ
戦いから「逃げた」という意味では鮮やかやったけどな!
結果的にバスラットレオンの良さまで消してまったな
馬も被害者やわ(;^ω^)
ワイも境遇を重ね合わせて感情移入してまったから
心の中で気持ちよく飛ばすのを想像して(願って)まったんやわ
久しぶりのお祭り馬引き受けてくれるんかってな・・・
やから応援しとったのに・・・
これ思い通りに展開せんかった負け惜しみか?
ちゃうと思うねんけどな・・・
藤岡の頭ん中を読み切れんワイも悪かったんかもしれんが・・・
正直緩んでもノリあたりが犠牲(本人は思っとらん)になってくれる
っちゅう見立てはあったんやけどな
こんだけ反省しとるんやから愚痴の一つくらい言わせてくれたってええやろ
前半スローを予想できれば
道中動かす騎手(ワイん中ではノリやった)が現れるんもはっきり見立てられる
結果ロンスパ戦で勝ち負けできる馬が限られる
最初さえ最初の1000mさえ読めとれば
23秒台想定より買い目を絞ってクリーンヒットできたな
無理やろ・・・
やが今後もそのレベルを目指して頑張るわ…無理そうやが
いつも通り正確な回顧はクリちゃんで!