ダ×講義:大阪杯2022

2022年4月3日

阪神2000m内回りは坂を上るスタートになるもんやからテンが遅くなる
最初で無理してまうと後半響くもんやから基本的にゆったり出んとアカン
っちゅうかそもそもスピードを乗せられん(;^ω^)
さらに1コーナーは角度があるもんやからここでラップが自然と落ちていくで
3コーナーからは角度が緩やかなんと直線短いいうんもあって
3角過ぎからレースが動くっっちゅう話

必要なんは先行力
位置取りで押すことんなっても折り合えるメンタル含めた操縦性
後半4Fのスピード持続力コーナリング力
結果的に差し馬は後半5F57秒台を求められるっちゅう話で前半ハイペースになるより負荷のかかるレースになる
っちゅうことで結局地力が大切になってくる
「逃げ粘りが度々見られる内有利な馬場」やからより上手な立ち回りが求められとる

 

【本命候補】
④ジャックドール
大阪杯のラップ構成上L4Fからレースを自力で動かすコイツにとって適合する舞台や
この馬の強みは手前を替えるんが上手い(ロスがない)ところやな
こまめに替えて疲労を抑えていけとるもんやからなかなかコーナーでもスピードが落ちてこん
ダイナミックながら小回りが上手いんはここやな
阪神2000mは未完成やった未勝利戦でなかなかのパフォーマンスを見せとるし適正はあるやろう
金鯱賞は後傾ラップをレコードで駆け抜けたんに価値があったはずや
「肉を切らせて骨を断つ」っちゅうタイプにも前半飛ばして持久戦を作ってまうのと
後半漸進ラップで追い込みを潰すんがおる(要はL5Fの競馬にするっちゅうことやな)
コイツは後者のタイプでエフフォーリアの得意ゾーンでよりマージンを築いて敢行するタイプや
エフフォーリアに対し道中どんだけマージンを築けるかが鍵やろう
ただ間隔を空けてパフォーマンスを上げとる馬やから中2週はやや心配や(;^ω^)

⑥エフフォーリア
前受けしてL4Fを速い時計でまとめあげる怪物や
自分のゾーン(L4F勝負)で後ろから抜かれたんはシャフリヤールだけっちゅう話
今回はライバルが自分より前におってL4Fをそれなりの時計でまとめあげる
お互いマージンを考えての騎乗になるやろう
さすがに付いていきすぎると型を崩すことんなるで塩梅が大事やろう
近走不振の武史君が相棒とのコンビで調子を取り戻せるかどうかや(;^ω^)
前に強いライバルが現れるいうんはコイツにとってはええことや
切磋琢磨しあってもう一皮剥けるとええな( ^)o(^ )
可能性は低いが前のペースメイクが上手くいかんで消耗戦になってまえば
皐月賞と有馬記念でも結果を出しとる地力が生きるやろう
消耗戦もG1らしくてええんやが互いのゾーンでの戦いをワイは希望するわ
武史「ジャックドール対策は練っとるで!」
まさか親族を使って潰してもらうっちゅうことはないわな(;^ω^)
前を行く馬を差せんかったことは一度もないし王者のプライドをみせてもらいたいわ

⑭レイパパレ
本来はハイブリッド逃げ馬や
スズカになれる才能っちゅうんはコイツにこそあった( ^)o(^ )
もう終わってまった事を語っとってもしゃあないわな
L4F戦にも強いんはこれまでの阪神で証明済みや(チャレンジCで57秒台)
金鯱賞やって当たり前やがジャックドールよりL4Fは速かったわけや
今回より1キロ背負いながらの追い上げっちゅうんに意味がある
小柄な馬体やし「牝馬」だけあって斤量には敏感やから1キロ減っちゅうんはデカい
L4Fのスピード持続力はジャックドールより上やがあんまし離れすぎると届かん
前走でジャックドールにどんだけマージンを許してええかが測れたはずや
昨年の大阪杯は道悪を差し引いても強すぎやった
型を潰した現状ではあるがそのポテンシャルに今一度期待するんもありかもしれん
叩いて激変するタイプやないっちゅうんは気がかりやけど(*^。^*)

【穴候補】
⑤アカイイト
穴馬筆頭候補やな
金鯱賞はこれまでの型を崩してあんだけの競馬ができとるやからパワーアップしとる証拠や
あれで折り合えとるし精神面での成長がデカそうや( ^)o(^ )
L5F戦でも好結果を残せとるし消耗戦でも圧勝した経験がある
叩いて下降するタイプやないのも好材料
底力はこのメンバーん中では2番目やし一角が崩れたときに浮上してくるやろう

⑧ポタジェ
いい意味でも悪い意味でもパフォーマンスが安定しとる
中京2000mはコイツの庭らしく終いよう詰めてきたわけやが
阪神2000mも割と特殊条件で中京2000mの次に得意なコースやないやろうか
正攻法の競馬はせんやろうし前の有力馬が潰れたときの保険の一頭っちゅうところ

⑬キングオブコージ
AJCCで馬がカリカリするほど仕上げきっとったから反動が気になるところ
古傷のハンデもあるわけやし( ^)o(^ )
負けたときはだいたい状態が上がってきとらん時やしほとんど度外視できる
今まで調教をみてきたんやが素質そのもんはかなりあって資格は持っとる
前崩れの展開を得意としとるとはいえ今回どんな競馬をしてくるか想像できん
ノリマジックを使えるだけの秀でた才能はあるんやないか
正直スピードの証明はないもんやから秘めたるもんに賭けるしかないが
非根幹寄りでスタミナ競馬のほうが得意にしてそうやけどな(;^ω^)

⑪ステラリア
阪神2000mは上手に走れとったコースや
叩いた効果がでるタイプで潜在能力を持っとる牝馬
調教で才能がしっかり伝わってくるであとはレースで生かせるかや
やがアカイイトに比べてうまとまだこれからっちゅうところ
今後の成長の糧になるんを期待しとるしいつか化けるっちゅって信じとるで!
いっくんもまだ本調子やないし位置取り合戦が上手くいく想像がつかんもんやから
気楽に応援させてもらうで( ^)o(^ )

【一発候補】
⑦ウインマリリン
ポテンシャルそのもんは高いんやけどラチを頼って強い馬やから内枠が欲しかったっちゅうところ
上手く潜り込めるんやろうか・・・
阪神の成績がパッとせんが得意のラチを頼った競馬にならんかったんも原因やろう
(輸送競馬はイレ込みやすいっちゅうもあるけどな・・・)
直線でラチを頼れたエリ女では状態下降線の中格好をつけとるわけや
あんまし絶好調で走ったことがない馬やけど今回は調子が良さそうやな
それでも輸送減りしてまうタイプやから心配やが肘腫はマシになったかや(;^ω^)
有力馬に比べるとL4Fのスピード維持力が劣るもんやからマージンを築くなり内をピッタリ回るなり工夫がいるわ
道悪はマイナスやから天候注意やな( ^)o(^ )

⑩ヒシイグアス
才能を秘めとって必須能力はどれも及第点
究極のL4F勝負んなった秋天で力量差が出てまったんが気がかりやが
あん時の仕上がりはまだまだやったし外枠からやったしな(;^ω^)
L4F勝負で完勝した中山記念のような前受け競馬が理想やろう
香港へ行けず調整のズレが見受けられるし本気度は高くないものの地力を信頼っちゅうところ

【その他】
⑮アフリカンゴールド
ゆっくり流れた京都記念は恵まれた好走ではあったにせよ今回も逃げ馬にアドバンテージがあるっちゅうわけやし
絶対に逃げられるっちゅうんなら危険視しとくべきやろう
人気もあらせんしな( ^)o(^ )
ただテンはジャックドールのほうが速いし外枠ときたもんやから無理せんとハナを奪取できんはずや
中日新聞杯でそれなりのラップを番手から好走しとるしそのイメージで乗るんが無難やろう
となると同型でもっと地力のある馬がおるもんやから手を出しづらいところやな
ただテキは何が何でも行かせるっちゅっとるらしいが果たして(*^。^*)

①スカーフェイス
末脚の確実性が増しとってコイツなりに充実しとる
やがカデナを物差しにするとG1ではちょっと足りとらんか
内枠を生かした騎乗は康誠やから考えられるが外差し馬やしな(;^ω^)

⑨アリーヴォ
ルメールのままやったら嫌な感じやったが豊なら無難な騎乗に収まるやろう
っちゅうことで一発の素質は秘めるも今回は期待薄
直線急坂コースでの実績がないんがちょっと気になるわ

③ヒュミドール
前半ハイペースパターンの「肉を切らせて骨を断つ」競争を経験
その割には中山記念では経験値を生かすことができず終いやったが(;^ω^)
ちゅってもこの馬としては後ろから行き過ぎてまって心肺を生かし切れずやった
前がやり合う中での好位付けからの一発を狙うっちゅうところやろう
もしパンサラッサが作るようなハイペースを見立てとるんやったら穴で一考してもええ
ワイはそうならんと思うもんやから見送りや

⑯マカヒキ
スピードが全盛期から落ちとるから
力のいる馬場でしぶとさを生かしてどうがっちゅう話やな

②レッドジェネシス
他馬より疲労が蓄積しとる中の菊花賞で気持ちが切れたようになってまっとる
ちょっとしたことで走るのをやめてまうでな(;^ω^)
ブリンカーで解決できるような話やろうか
小回り2000mでは誇れるような良績と適合できそうな器用さがないでな
モズベッロのような競馬が利く馬場と展開になればっちゅうところやが間に合わうイメージが湧かん

⑫ショウナンバルディ
金鯱賞は前に行かず持ち味を生かせんかった
その反省から先行してくるやろうけど玉砕覚悟でやられると展開に大きな影響を与えるやろう
思い切りのええ騎手やからカキ乱してくるかもわからんが
テキのトーン的に積極策はなさそうな雰囲気や

底:底力
持:L4Fスピード持続力
先:先行力
コ:コーナリング+器用さ
状:上積み+調子
評:枠+総合

◆底持先コ 状 評
①BACB A B スカーフェイス
②BBCC C C レッドジェネシス
③BBBA B B ヒュミドール
④AASS B ○ジャックドール
AAA A A△アカイイト
SS B ▲エフフォーリア
⑦ABA A A☆ウインマリリン
⑧AAAA A B×ポタジェ
⑨AABA B B アリーヴォ
⑩AAAA B A☆ヒシイグアス
⑪AABB A B×ステラリア
⑫BBAA B C ショウナンバルディ
⑬ABBB B B×キングオブコージ
⑭ASSS B ◎レイパパレ
⑮BCAB B B アフリカンゴールド
⑯ABCB B C マカヒキ

【結論】
◎⑭レイパパレ     優勝候補
○④ジャックドール   優勝候補
▲⑥エフフォーリア   優勝候補
△⑤アカイイト     一角崩し
☆⑦ウインマリリン   一発候補
☆⑩ヒシイグアス    一発候補

×⑧ポタジェ      3連紐候補
×⑬キングオブコージ  3連紐候補
×⑪ステラリア       応援

印からして感情が影響しとるんは察しの通りや!
アカンかったら順番なんか直前で変えればええんや
大事なんは印より見解っちゅう話っちゅってクリちゃんがやっとる( ^)o(^ )

川田のジャックドール番手マークから後半4Fのスピード持続力を生かすっちゅう競馬を求むわ
番手からでもレイパパレのスピード維持力を生かせれば勝てる見込みもなくはない
コーナーで離されずついていければワンチャンや!

ジャックドールの魅力は一戦ごとにパフォーマンスを上げとる点やな
さらに強い競馬をされると手がつけられんくなるで( ^)o(^ )

コースの形状からして有利なんは④ジャックドールと⑭レイパパレやが
両馬とも中二週で上昇を見込めるタイプやない
2頭のパフォーマンスが落ちるとあれば素直に⑥エフフォーリアやろう
とはいえ初輸送っちゅうことにも注意したほうがええな

結局パドックでの見極めが重要になってくるはずや


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